ザ・タイガース

因みにこの写真は今回のCDとはまったく関係が
ない、単なるイメージです。


レア&モア・コレクション LIVE ヒストリー

01 ダンス天国〜ラ・ラ・ラ
02 タイム・イズ・オン・マイ・サイド
03 ザ・タイガースのテーマ
04 僕のマリー
05 落葉の物語
06 銀河のロマンス
07 花の首飾り
08 ユー・キープ・ミー・ハンギング・オン
09 青い鳥
10 シー・シー・ライダー
11 ジン・ジン・バン・バン
12 忘れかけた子守歌
13 マイ・ジェネレーション
14 散りゆく青春
15 サティスファクション
16 都会
17 エニーバディズ・アンサー
18 スマイル・フォー・ミー
全曲ライブで構成されたもので、曲の並びを見ていただければ分かるようにタイガースの歴史を、ライブ音源で辿ったものが今回のCDです。
私が所有していた音源を使ったのは05-07までの3曲。「落葉の物語」はまだ当サイトで紹介していないものですが、個人的にはとても気に入っているテイク。すでにアップしてある「タイガース・オン・ステージ」の6曲目に入っている音源とは別物で、こちらの方がタイガースのメンバーだけによる演奏なのでグッドです。
スタジオ中のファンが一緒に歌っている雰囲気が良い。
今回発売されるCDに収録された「落葉の物語」が入ったテープの紹介を近日中にアップしますのでご期待下さい。
「銀河のロマンス」「花の首飾り」はレア・トラックスの「タイガース・ライブその2」で既にアップしている音源なので、まだ見ていない方はそちらを参考にして頂けると嬉しく思います。まさにタイガース絶頂期のライブで、この頃が一番の「旬」だと思うのです。
実はこれらの音源を私のHPで紹介したところ、多くの問い合わせを頂きました。
その中でも「星のプリンス」「落葉の物語」はライブではどういう演奏をしているのか、というような質問が多く、今回残念ながら「星のプリンス」は収録されませんでしたが、その一部を皆様に聞いて頂ける事を大変嬉しく思っています。
「星のプリンス」も良いんだけどナァ。皆さんに聞いて頂けないのが残念です。
それからメールを頂いた方々、本当にありがとうございました。
また来年発売されるCDにも私が所有している音源の一部が収録される事が既に決まっています。そちらもいずれ発表させて頂きます。お楽しみに。
このCDに収録された音源については、私が提供したもの以外でもどのステージからのものなのか見当は付いているのですが、もしも間違えたら末代までの恥さらしとして末永く人々の心に焼き付いて(それほどでもないか?)しまうので、ここで私が述べるのは差し控えたいと思います。
でも多くのファンが望んでいたのはこれまで未発表だったライブ音源のリリースだと思いますので、こういうものがカタチになって陽の目を見るのは良い事なのではないかと思うのです。
私自身まだCDを1〜2枚作れる位の音源を所有していますので、それらを発表きる日を楽しみにしております。
こういうコンセプトのCDを再び作れるかという事に関しては、今回のこのCDの成功如何にかかっていると思いますので、よろしくお願いします。
これが12月19日発売のCDジャケット。
全21ページのブックレットは写真も多く使われていてなかなか楽しいし、細かいところまで気が配られている。
ありきたりの既発音源を焼き直すよりも、多くのファンが望んでいるのはこうしたライブ音源のCD化だろうと思う。
かつて自分が一人のタイガース・ファンとしてテレビの前にかじりついて録音した音源の一部が、まさかこうしてCDになって世に出るとは思ってもみなかった。
今回何度もこのCDを聞いてみて、また「次の機会」というのが訪れる事を強く切望するようになった
ファンの皆様、応援をお願い致します。


レア&モア・コレクションU
〜オリジナル・サウンドトラック編〜

DISC-1
「世界はボクらを待っている」より
01 君だけに愛を
02 モナリザの微笑
03 花の首飾り
04 真赤なジャケット
05 星のプリンス
06 こっちを向いて
07 シーサイド・バウンド
08 銀河のロマンス

「華やかなる招待」より
09 シー・シー・シー
10 君だけに愛を
DISC-2
「華やかなる招待」より
01 リラの祭り
02 ジンジン・バンバン
03 光ある世界
04 廃墟の鳩
05 青い鳥
06 真赤なジャケット

「ハーイ!ロンドン」より
07 美しき愛の掟
08 はだしで
09 LOVIN' LIFE
10 風は知らない
11 はだしで
12 嘆き
2002年1月23日発売
定価:3000円(税込み)
ポリドールUPCH-11345
タイガースのレア&モア・コレクション第2弾としてオリジナル・サウンド・トラック編が2枚組CDで1月23日に発売される。
現在のところCDで入手出来るのは「世界はボクらを待っている」のみであったから、今回のコンピ盤登場でファンが待ち望んでいた音源が揃う事になった。
これらの音源で嬉しいのはレコードやCDで聞かれるオリジナルな演奏とは違う演奏が楽しめる事で、それらの演奏は多くの場合レコードで聞けるも音よりもたいてい魅力的であり、その魅力というのはバンドとしての彼らの「素」(スと読んで下さい)の部分が見えるからに他ならない。
本CDでも「モナリザの微笑」、「真赤なジャケット」、「君だけに愛を」、「リラの祭り」、「廃墟の鳩」、「青い鳥」などがオリジナルとは違うテイクで魅力的だ。
これらの演奏はオリジナルよりも大抵ラフというかワイルドというか、まあそんな感じなのだが、どうしてもバンドの演奏としてはこちらの方が魅力的に思えてしまうのだ。
オリジナルと違う印象を与える最大の要素はバックの演奏にあると思うが、例えば「星のプリンス」などは沢田研二の歌声も本作で聞かれるテイクの方が私は好きである。
何となくオリジナルよりも緊張感が少ない(これは良い意味で)というか、ライブ感覚に近いものがあると思うのだ。
それにギター好きな私としては「君だけに愛を」や「リラの祭り」(私はこの歌が好きなんです)で聞けるトッポのワイルドなソロ、そしてオリジナルではほとんどギターの存在が確認できない「廃墟の鳩」などは非常に興味深いものだし、イントロでほんの少しのギターが聞けるだけだった「真赤なジャケット」もこちらのテイクの方が面白い。
音源がモノラルであるという事実はちょっと残念であるが、これが映画の光学録音トラックからピックアップされた正真正銘の「サウンド・トラック」である事を思えば仕方がない事だ。
ただ今後への期待を込めて云わせてもらえば、「世界はボクらを待っている」の中での「僕のマリー」と「銀河のロマンス」を是非収録して欲しい。
「僕のマリー」はタイガースの新居となったマンションでの演奏場面で、その光景を覗いた小橋玲子が卒倒するあのシーンであり、「銀河のロマンス」はスタジオでの練習時に作曲者であるすぎやまこういち氏に指導を受けるシーンで使われたものだ。
いずれのテイクもスタジオ盤とは違うもので、バンドだけの演奏がオーケストラ入りのものよりもシンプルで良い出来だと思う。
特に「銀河のロマンス」は練習シーンというだけあってかなり荒削りな演奏だが、それ故に「商品音源」(CDやレコード)にはないストレートさがイイ感じなのだ。
演奏自体にセリフがかぶされているのでサントラ盤に収録するには難があったのかもしれないが、いずれこんな音源も収録される事を期待したい。


レア&モア・コレクションV 
〜ノベルティ・レコード編〜
[ 2002年3月21日発売 定価:3000円(税込み)] ポリドール UPCH-1146/7

Disc-1
01 明治チョコレート・テーマ
02 あなたとタイガースのクリスマス
03 あわて者のサンタ
04 聖夜
05 あなたとドライブするサリー(BGM:シーサイド・バウンド:Inst)
06 ハーフ&ハーフ
07 あなたにささやくジュリー(BGM:星のプリンス:Inst)
08 タイガースの子守歌
09 あなたと散歩するタロー(BGM:モナリザの微笑:Inst)
10 夢のファンタジア
11 あなたとデートするトッポ(BGM:廃墟の鳩:Inst)
12 あなたの世界
13 あなたに電話するピー(BGM:君だけに愛を:Inst)
14 遠い旅人
15 お部屋でおしゃべりタイガース
16 愛しのデラ
17 サリーをかこんでタイガース
18 ハーフ&ハーフ(Inst)
19 ジュリーをかこんでタイガース
20 タイガースの子守歌
21 タローをかこんでタイガース
22 夢のファンタジア(Inst)
Disc-2
01 トースト・ココナッツ・バー
02 トッポをかこんでタイガース
03 あなたの世界(Inst)
04 ピーをかこんでタイガース
05 遠い旅人(Inst)
06 「明治チョコレート ザ・タイガースの歌」メドレー
   ハーフ&ハーフ〜夢のファンタジア〜あなたの世界〜タイガースの子守歌〜遠い旅人
07 光ある世界(F.O)
08 天地創造ものがたり (1) 「この世の始まり」 サリー
09 生命のカンタータ(F.O)
10 天地創造ものがたり (2) 「アダムとイブ」 ジュリー
11 青い鳥(F.O)
12 天地創造ものがたり (3) 「カインとアベル」 タロー
13 リラの祭り(F.O)
14 天地創造ものがたり (4) 「ノアの箱舟」 トッポ
15 帆のない小舟(F.O)
16 天地創造ものがたり (5) 「バベルの塔」 ピー
17 廃墟の鳩(F.O)




昨年の12月に第1弾が発売されたタイガースのレア&モア・コレクションの第3弾・ノベルティ・レコード編が発売された。
当時タイガースがやっていたチョコレートのCMソングや、ファンクラブで限定配布されたものなど、どれも貴重な音源である。全般的に音楽が占める割合は低く、CMソングやトークなどの音源が多いのはいかにも女性好みではあるが、タイガースが唄うクリスマス・ソングなどを初めとしてコレクターズ・アイテムになる事は間違いなく、あれから30年もの歳月を経た今日こうしてCDとして蘇るのは喜ばしい限りである。
いかにもタイガースのメンバーとデートを楽しんでいるような設定のオシャベリは、今聞くと気恥ずかしくもあるが当時ティーンエイジャーだった少女ファン達はこういうものでメンバーとの距離を近く感じて狂喜したのかもしれない。
最初にこのCDの資料を頂いた時には、Disc-2に収録のヒューマン・ルネッサンス・ナンバーはインストとの表記があったので、いったいどんなものなのか興味を抱いたし、この場でもそのように発表したがこれは間違いだったようだ。
オーソドックスなスタジオ・テイクもので、すべての曲が半ばでフェード・アウトされている。
因みに今回私が音源提供させて頂いたのはDisc-2、06の「明治チョコレート ザ・タイガースの歌」メドレーで、何気なく保存しておいたものが貴重な音源になってしまったようだ。