ザ・タイガースがカバーした洋楽集

Vol.1
01 モンキーズのテーマ(モンキーズ)
02 シー・シー・ライダー(アニマルズ)
03 スキニー・ミニー(トニー・シェリダン&ビートルズ)
04 ストーンズ・メドレー(ローリング・ストーンズ/未発表ライブ音源)
05 アイム・オーライト(ローリング・ストーンズ)
06 アンド・アイ・ラブ・ハー(ビートルズ)
07 ファ・ファ・ファ(オーティス・レディング/ライブ)
08 トゥー・ラブ・サムバディ(ビージーズ)
09 ホリディ(ビージーズ)
10 ひとりぽっちのあいつ(ビートルズ)
11 ユー・キープ・ミー・ハンギング・オン(シュープリームス)
12 タイム・イズ・オン・マイ・サイド(ローリング・ストーンズ)
13 青い影(プロコル・ハルム)
14 ドック・オブ・ザ・ベイ(オーティス・レディング)
15 ワールド(ビージーズ)
16 ダンス天国(ウィルソン・ピケット)
17 アイム・ザ・ワン・ユー・ニード(スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ)
18 シー・セッド・イエ(ポール・マッカートニー)
19 ホワット・アイ・セイ(レイ・チャールズ)
20 マイ・ジェネレーション(ザ・フー)
21 ジャンピン・ジャック・フラッシュ(ローリング・ストーンズ/ライブ)
22 デイ・トリッパー(ジミ・ヘンドリックス)
23 アイ・アンダスタンド(ハーマンズ・ハーミッツ)
Vol.2
01 孤独の太陽(ウォーカー・ブラザース)
02 マイ・ガール(テンプテーションズ/ライブ)
03 ヘンリー8世君(ハーマンズ・ハーミッツ)
04 ホンキー・トンク・ウーメン(ローリング・ストーンズ/ライブ)
05 サウンド・オブ・サイレンズ(サイモン&ガーファンクル)
06 ハート・ブレーカー(G・F・R/ライブ)
07 コットン・フィールズ(バック・オウエンス)
08 ペイン・イン・マイ・ハート(オーティス・レディング)
09 アイム・ダウン(ビートルズ)
10 イエロー・リバー(クリスティー)
11 ホワイト・ルーム(クリーム)
12 二人のシーズン(ゾンビーズ)
13 ニューヨーク炭坑の悲劇(ビージーズ)
14 ユー・キープ・ミーハンギング・オン(ヴァニラ・ファッジ)
15 ヘイ・ジュテーム(アダモ/ライブ)
16 ノー・ノー・ノー(ヒューマン・ベインズ)
17 青春の光と影(ジュディ・コリンズ)
18 アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー(C・C・R)
19 スージーQ(C・C・R)
20 アンダー・マイ・サム(ローリング・ストーンズ/ライブ)
21 サティスファクション(ローリング・ストーンズ/ライブ
Bonus CD
01 監獄ロック(エルヴィス・プレスリー)
02 ルート66(ナット・キング・コール)
03 トラベリン・バンド(C・C・R)
04 コットンフィールズ(C・C・R)
05 若葉の頃(ビージーズ)
06 ミスター・ムーンライト(ビートルズ)
07 ゲット・バック(ビートルズ)
08 西暦2525(ゼーガーとエヴァンス)
09 マサチューセッツ(ビージーズ)
10 ジョーク(ビージーズ)
11 エニーバディズ・アンサー(G・F・R)
12 ドゥー・ユー・ラブ・ミー(ブライアン・プールとザ・トレメローズ)
13 獄中の手紙(ビージーズ)
14 デイ・トリッパー(ビートルズ)
15 ハロー・グッバイ(ビートルズ)
Bonus Tracks
16 マイ・ガール(タイガース/ライブ)
17 監獄ロック(タイガース/ライブ)
18 ひとりぽっちの子猫ちゃん(レス・ブラウン楽団)
19 スター・ダスト(ロス・インディオス・タバハラス)


本サイトの“たわごとコーナー”でも紹介しているように、7月3日にポップ・ステーションの主催でタイガースのオフ会が開催された。
今回で3回目を迎えたこの会のテーマは「タイガースがカバーした洋楽」という事になり、BGM用として製作したのが上に掲げたCDだ。
BGM用としては30分〜40分ほどの長さで良かったのだが、作り始めたら面白くなって全部で3枚になってしまった。
せっかくだから3枚目はボーナスCDとしてそれなりの構成にして楽しんでいるが、このCDの18と19は知る人にとっては非常に懐かしい筈だ。
18.の「ひとりぽっちの子猫ちゃん」は当時フジテレビ系で放送されてた大橋巨泉司会の「ビートポップス」のテーマとして使われた曲で、ダイ
ナミックなビッグバンドの演奏が楽しめる。当時この番組を見た人の記憶に残っている曲だと思う。
19.は同じく日本テレビで放送されてた「シャボン玉ホリデー」のエンディングテーマとして使われてた曲。いつもハナ肇とザ・ピーナッツが絡
むエンディングとして使われていたのでこれもまた印象に深い曲だと思う。
順序が逆になったが16.はトッポ在籍時のライブ音源で、ファズの効いたギターの音が懐かしくて個人的に気に入っている演奏だ。
17.はトッポ脱退後のものでTBS系列の朝のテレビ番組「ヤング720」出演時の演奏をオープンデッキでテレビからライン録りしたもの。
その他の楽曲については今更説明の必要もないと思うが、曲によっては敢えてオリジナルでない曲を入れているものもある。
まず「シーセッド・イエ」に関してタイガースはストーンズの演奏(ディッセンバーズ・チュルドレンに収録)を参考にしていると思うが、ここでは私
が気に入っているポール・マッカートニー(ラン・デヴィル・ランに収録)の演奏を入れている。ポール独特のシャウトに軽快なロックン・ロールと
いう構成で、私としてはこちらの方が好きなのだ。
また「デイ・トリッパー」もジミ・ヘンドリックスの「BBCライブ」から収録した。これは1967年12月の演奏でタイガースが初めてのアルバムとして
「オン・ステージ」を出したのとほぼ同時期にあたる演奏だが、その圧倒的パフォーマンス及びパワーに満ちた演奏が魅力的で、ジミの若さが
炸裂した凶暴的雰囲気が凄い。
また「コットンフィールズ」について思う事だが、タイガースはC・C・Rの演奏をベースにアレンジしたと思うのだが、そのC・C・Rはアメリカ西海
岸カントリーのシンガー、バック・オウエンスのものを参考にしたと思われる。聞き比べれば分かるがC・C・Rはそっくりバック・オウエンスのコ
ピーをしているわけではないのだが、醸し出される音楽の雰囲気をそのまま頂戴している感じだ。

と、まあこんな具合なのだがほとんどの曲を私自身のコレクションから選曲したので、好みに偏りがあると思いますがそれは個人の趣味用CD
として大〜きな目で見てやって下さい。
またローリング・ストーンズの一部の音源はCDにもなっていない貴重テイクで、これはポップ・ステーションの松本氏から提供して頂きました。