「幕末単身赴任・下級武士の食日記」(青木直己著)/生活人新書
江戸関係の本を読む事が多い私だが、その中でも上位に
食い込む面白さだった。
日記のオリジナルは数行だけの引用だが、結構読めるので
全ての日記と現代訳を比較した本を出版してほしい。
面白いだけでなく江戸資料としても一級だ。
■2011年1月27日(木)埼玉地方の天気:晴れ

「下級武士の食日記」


最近読んでいちばん面白かった本だ。
面白くてアッという間に読み終えてしまった。

1860年紀州和歌山藩の勤番侍、酒井伴四郎が江戸勤めを命じられ和歌山を出立し
江戸で見聞したり食べたりした日記を紹介してる。

オリジナルの日記の引用が数行あり、それをこの作品の著者が解説するという内容。
もちろんオリジナルの日記は食べる事ばかり書いたワケではないだろうが、この本では
江戸の食を中心に話を進めている。

例えば伴四郎が食事のオカズにしようと作っておいた煮物を同居の叔父に食べられて
憤慨するなど、読んでいて声を出して笑ってしまうような記述が随所にある。

この伴四郎が江戸に来た1860年というのは大老、井伊直弼が桜田門外で暗殺された
年だが、この日記を読む限り殺伐とした雰囲気は全然なくてノンビリと江戸生活を
満喫してる様子だ。

まったく羨ましいような日々を送っている。
幕末の下級武士の生活はもっと厳しいものだろうと思っていたが、
江戸の名所に出掛けては寿司を食い酒を飲み美しい景色を堪能してる。

この本に限らず他にもあるこの類の本を読むと概ねこの本の主人公と同じような
生活を送っているように見える。

とにかく面白いです。
江戸や幕末に興味があれば面白く読めると思うオススメ本です。









両国橋界隈の賑わいを再現した模型。
ある程度の間隔を開けて江戸博に
行くと、展示内容が少し変わっていて
新鮮な気持ちで楽しめる。
何度行っても面白い博物館だ。
今年は何度行くのか.........

■2011年1月22日(土)埼玉地方の天気:晴れ

「140年前の江戸城を撮った男」


今年初の江戸東京博物館に行って来た。
冒頭にタイトルを掲げた「140年前に江戸城を撮った男」の企画展を見るためだ。

とは言っても今まで何度も見た常設展示の数々にもやっぱり目を奪われてしまう。
博物館に入場して日本橋を渡るとすぐに目に入る越前福井藩主松平家の
大名屋敷の復元模型は何度見ても素晴らしい。

広大な敷地に壮麗極まる素晴らしい屋敷だ。
本物を見てみたいと思う。

で、肝心の140年前の江戸城を撮った横山松三郎の企画展は、出展されてる展示物
が少なく期待したほどではなかったが、それでも前から気になっていた横山松三郎
という写真師をより深く知る事が出来たのは収穫だった。

それより今日の一番の収穫はイベントスペースで開催されていた琴の演奏会だ。
もともと琴の音色は好きだけどなかなか生で聞くチャンスはない。
しかも今日の出演者は美しく若い女性だ。
そんな女性が綺麗な和服に身を包み琴を演奏してるだけで私は満足だ(笑)

しかし和服の美女が琴を演奏してるというのは絵になるね。
思わず「好き!」って言いそうになりました(笑)

定番曲の「さくら変奏曲」が素晴らしく良かったし、ヴィレッジ・シンガーズの「亜麻色の
髪の乙女」なんて曲もやって、アドリブなんかも入れてこれがかなり良かった。

琴という楽器が物凄い表現力を持っている事を知った1日でした。










2006年の作品。
「スティル・ゴッド・ザ・ブルース」以降のブルース寄り
の作品の中ではいちばん好きかもしれない。
年齢を重ねて音も昔よりは落ち着いているが、
だからといって魅力が失われたワケではない。
何しろギターの音が抜群に良い。
個人的には8曲目のインスト「Cut It Out」が好き。
メチャクチャ格好いい男のロックだ。
■2011年1月19日(水)埼玉地方の天気:晴れ

寒さ厳しき折り...........


皆様はどうお過ごしですか?

日本中の多くの所で雪が降っているようだけど、我が関東地方は申し訳ないほど
の好天が続いている。

天気は良いけど寒さは厳しい。
毎朝クルマに乗った時に外気温を計るのが習慣になってしまったけど、最近は
氷点下の気温を示す事が多い。
寒いワケだね。

でもこんな寒さの時には暖かい部屋で音楽を聞くのが良い。
最近多く聞いてるのがゲイリー・ムーア。

この人のプレイはかなりハード寄りではあるけど、1音1音ハッキリと弾くのが好きだ。
私と年齢が近いせいもあって音楽の好みも似てるのかもしれない。
安心して聞けるのだ。

最近はこの手のギターを弾く人が少ないから頑張って欲しいギタリストだ。










今日のサイクリングで見た景色。
冬至を過ぎて少しは昼間の時間
が長くなってきたような気がする。
しかも今日は比較的暖かで、自転
車で風を切っても寒くはなかった。
何となく春のニオイも感じました。
■2011年1月9日(日)埼玉地方の天気:晴れ

今年の音楽は.......


元旦の夜にNHKで放送されたウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」で
私の音楽的スタートとなった。
これは毎年恒例の事なんだけど、同じような選曲を聞いても飽きる事がない。
指揮者によって音楽の表情が違うから、耳に馴染んだ曲でも新鮮な感じで聞ける。

その他いろいろな音楽を聞いているけど、今日はアナログ盤でジャズを楽しんだ。

プレイヤーのカートリッジをオルトフォンからシュアーのV15に交換して聞いた。

で、思ったのは、やっぱりアナログ盤の音の魅力は捨て難いという事。
最近はCDの音もかなり良いけど、音楽的な味わいという点ではまだアナログに
魅力を感じてしまう。

やや強引に言ってしまうと、CDはデータで音楽を聞いてる感じで、アナログ盤からは
プレイヤーの息遣いが感じられる気がする。
微妙な違いではあるけど、実は大きな差という感じもする。

因みにアナログのプレイヤーはヤマハのGT-2000Lというのを使ってます。











本殿はそんなに大きくないが
近くで見ると大変に美しい。
この本殿だけでもとても有り難い
感じがするのは何故だろう。




根津神社は透塀が特徴的だ。
この写真では分かりにくいかも
しれないけど、塀の真ん中部分
が透けて見えるのが透塀だ。
この佇まいも好きだ。




奉納された鳥居が居並ぶ。
本来の鳥居は俗界と神域を
隔てるものだけど、こういう鳥居
にはどんな意味があるのだろう。
とにかく知らない事だらけだ。
■2011年1月3日(月)埼玉地方の天気:晴れ

あけましておめでとうございます


今年もよろしくお願い致します。

さて、みなさんは正月をどう過ごされましたか。
昔は正月って楽しかったけど、今は別に楽しくもないですね。
これも年齢のせいなんだろうか。

でもまぁ、せめて初詣くらいは行こうかと思い、今日行って来ました。
どこに行こうか悩んだ末に選んだのは根津神社。

私の住まいの近郊にも都内にも神社はたくさんあるけれど、私の価値判断で言うと
根津神社がいちばん神社らしい神社だ。

例えば都内の神社で「格式」という点から言ったら江戸の総鎮守として知られる神田
明神などが高いのかもしれない。
しかし神田明神はコンクリート作りの現代建築で古さは微塵もない。
また毎年多くの参拝者で賑わう明治神宮も歴史の浅い神社だ。

そこへ行くと根津神社は本殿をはじめ特徴ある透塀など多くの建築物が1706年建立だ。

建築物はもちろんの事、敷地すべてを含めてその佇まいが正しい日本の神社
という感じがする。

ここでは詳細は控えるけど将軍家にも大変に縁の深い神社だ。


お参りを済ませたあとはやっぱり江戸城に足が向き、
田安門、半蔵門、桜田門に挨拶(笑)

万歩計は15,000歩を越えていた。