2009年2月24日(火)埼玉地方の天気:雨のち曇り

アルバートホールの「レッドハウス」


「レッドハウス」、ジミヘンのファンなら知らない人はいない、ストレート・スロー・ブルースだ。
ジミは死後に多くのライブ盤が出されて、この曲の収録も多いが、私がいちばん好きなのは
ロイヤルアルバート・ホールで収録されたテイクだ。

アルバートホールのライブはCD2枚組だが、極端な事を言えば「レッドハウス」1曲だけの
為にCDを買っても良い程だ。

とはいえ、この日のライブは全体的に素晴らしく、アルバム「イン・ザ・ウエスト」に収録されていた
「リトル・ウイング」「ヴゥードゥーチャイル」の名演はこの日のものだ。

しかしまあ「レッドハウス」の凄まじい事。
始まって40秒程の所でストラトはフィードバック。
60年代後期仕様のストラトの音が素晴らしく良い。
恐ろしくパワフル且つエモーショナルなプレイの前に多くのギタリストはひれ伏す事だろう。

話は飛ぶが、ジミの愛用アンプはマーシャルが多かったと思うが、デュアル・ショーマンを
山積みにしてる写真を見た事がある。
(因みにこの時のジミのギターは白ボディストラトに、テレキャスのメイプルネック
を取り付けたもので、カッコよかったです。)
で、この時の音はどうだったのか気になって仕方ない。
マーシャルとの違いはどうだったのか。
セレッションとJBLのラッパの違いは相当にある筈だから、その音の違いを聞きたい。

かなりマニアックなお話でした。





2009年2月23日(月)埼玉地方の天気:雨のち曇り

ジェフ・ベック


クラプトンとの共演ライブがさいたま市であって、とても良かったそうだ。
私は行かなかった。

興味がないわけではないけど、タダ券でもあれば行ってもいいな...という程度の興味だ。
ドミノス以降のクラプトンが好きではないし、ジェフ・ベックはやってる音楽が好きではない。
BB&A時代みたいにストレートなロックをやってくれれば良いけど、
フュージョンに寄っているのが好みでない。
エフェクターの使いすぎや指弾きも好みではない。

ジェフ・ベックを称賛する人の中には指弾きを引き合いに出す人がいるけど、
指弾きに関してはウェス・モンゴメリーを越える人はいないだろう。
それに指弾きは音が甘くなる。

ではジェフ・ベックが嫌いかというと決して嫌いではない。
むしろ男っぽくて好きなプレイヤーだ。
だからトリッキーなプレイは止めてBB&A時代のようなストレートなプレイを聞かせてくれたら
私好みのギタリストなのだ。
それにプレイそのものよりも生き様が格好良い。


でもやっぱり私の好みはアメリカのギタリストだ。
溢れる歌心をスライドギターに乗せたデュアン・オールマン、色気と艶が同居するマイク・
ブルームフィールド、強力なパワーでストラトを歌わせたジミ・ヘンドリックスなど、
私が愛するギタリストはアメリカに多い。

あとアメリカ人ではないが、すべてのギタリストがギターを弾く事を放棄したくなるような
偉大なギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトの名前は忘れられない。

話はジェフ・ベックに戻るけど、クラプトンとの共演によって、今までジェフ・ベックを知ら
なかった人達にも印象を強めたのは良かったと思う。
かつてクラプトン・バンドに帯同したアルバート・リーのプレイを聞いて、
多くのクラプトンファンがひっくり返った時のように、
ジェフ・ベックの凄さが少しでも知られれば良いと思うのです。

因みに今夜の音楽はオールマンのフィルモア・ライブ。
これは凄すぎる。









カシオのエクスワード。
百科事典や分厚くて重い
日本語大辞典なども持ってる
けど、電子辞書に慣れると
重い辞書を使う気にはなれない。
2009年2月22日(日)埼玉地方の天気:晴れ

電子辞書


今ので3台目だ。
今のは本当に凄い。
広辞苑に始まり、英和、和英、百科事典、歴史事典、四字熟語、小説、
家庭の医学、百人一首などなど、使い切れないほどのコンテンツが入ってる。

本を読む時、テレビを見る時などに非常に便利だ。
何か分からない事があればすぐに調べる事が出来る。
暇つぶしにも良い。
脳鍛アプリなども入っているので、ちょっとした待ち時間に楽しめる。
唯一地図が入っていないのが残念。
地図大好き人間としては、地図を眺めているだけでもかなりの時間を過ごせる
から、今後の商品開発としては詳細な世界・日本地図を入れて欲しい。

話変わって、今夜の音楽はジョニー・ウィンター。
昔からずっと変わらず好きな人だ。
ブルースをやってる時のジョニーが好きだけど、ロックに寄ってる時の曲では
「Still Alive And Well」がいちばん。
4分足らずの曲だけど、リック・デリンジャーの傑作だ。
メチャクチャ格好良い。








サイクリングの途中で
見つけた梅。
春を告げる第一弾の花だ。
2009年2月21日(土)埼玉地方の天気:晴れ

Risin' Hell


時々無性に聞きたくなる曲がある。
前にも書いた事があるけどエルビン・ビショップ・グループのライブ盤に収録
されている「Raisin' Hell」が、その中の1曲だ。

男のロックだ。
良く歌うベースに乗って決してテクニカルではないが、魅力的なエルビンの
ギターが絡んでくる。
短いインストだけど傑作だと思っている。


話は変わります。
1週間程前は何だか暑い位の気温になったけど、この週末は寒かった。
今日のサイクリングでは体が冷えてしまいました。
でもそこかしこに春の息吹が感じられて、これからいよいよ1年でいちばん
良い季節になってくると思うと気分も軽い。

だけど問題は花粉だね。
みなさんはどうですか?
私は今のところ大した症状も出てませんが、この先出てくるのは必至だろうな。




2009年2月17日(火)埼玉地方の天気:晴れ

レア・トラックス


最近リクエストを頂く事が多くて、有り難いです。
再アップは私も楽なんです(笑)

で、今回は「星のプリンス」。
実はこの曲好きです。

洋楽カバーなどよりもこういった甘いオリジナルナンバーの方が好きで、
この間アップした「銀河のロマンス」も好きです。
ロックっぽい「ジンジン・バンバン」も好きですが.........

話は変わります。
先日BSデジタルテレビをちょっと見たら、薬師丸ひろ子の「探偵物語」を
やっていて、懐かしいのでほんの少し見ました。
当時劇場で見たんです。
主演の二人にはあまり興味がなかったのですが、根岸吉太郎という監督に
興味があったのです。
でも、見たら案外面白かった。

最も感動したのが主題歌。
冒頭の歌詞に感動したんです。
「あんなに激しい潮騒が、あなたの後ろで黙り込む。身動きも出来ないの、
見つめられて.....」というものでした。
凄い歌詞だなと思うのです。
映画よりもこの歌が最も印象に残りました。

で、ついでに云うと「時をかける少女」という映画の同名主題歌。
これも歌詞が良かった。
特に2番です。
どうしてもこの曲が欲しくなったんですが、オリジナルの原田知世は買う気が
しなくて、ユーミンがセルフカバーしてるアルバムを買いました。
今でも好きな1曲です。




2009年2月15日(日)埼玉地方の天気:曇り

「犬しか聞こえない」


映画「レス・ポールの伝説」の中でトミー・エマニュエルが言っている言葉だ。
レス・ポールはあらゆる電気的テクニックを駆使して新しいサウンドを作ったが、
テープの早回しのような音も多い。
そういう部分はかなり高音で録音されており、通常のギターだと22フレットよりも
高音部を使わなければ演奏できない事になる。

そういう高音部は「犬しか聞こえない」という事なのだが、この話には大笑いしてしまった。
面白い事を言う。

同じような話で、以前ラジオで聞いた話。
シャーペンの芯を作る技術者の言葉だが、
技術的にシャーペンの芯はもっと細く出来るのだそうだ。
だがそういう細い芯で書いた文字はもはや人間の目では見えないというのだ。
これも何だかとっても可笑しくて、聞いていたクルマの中でニヤニヤしてしまいました。

人に何か聞かれた、あるいは言われた時に何か気の利いた面白い返答が出来ると良いね。
センスなんだろうな。



で、話は戻るけど、「レス・ポールの伝説」
映画の中でレス・ポールの音楽に付いてコメントしてるアーティスト達の
音楽バカぶりに物凄い共感をおぼえる。
トミー・エマニュエルもそうだけど、リチャード・カーペンターの表情や言葉は
偉大な音楽家というよりもただの音楽大好き人間の表情だ。
ああいう人と音楽の話をしてみたいと思う。
普段、私が音楽好きの友人と話してるのと同じような感じなのだ。
そんな所にすごく身近さを感じている。

だが実際に日本でいろいろなミュージシャンと話をした事が
あるけど、音楽好きを感じさせてくれる人は意外に少ないのが実状だ。

そう、今気付いたけれど、私は音楽好きだという事を感じられる
ようなアーティストが好きなんです。
そういう人は大抵引き出しが多いんだよね。





2009年2月10日(火)埼玉地方の天気:晴れ

レア・トラックス


相変わらずレア・トラックスに多くのアクセスを頂いております。
感謝です。

で、タイガースの「光ある世界」は人気が高いですね。
今回のアップで再、再、再アップです。
前にフル・トラック・バージョンもアップしましたが、そのデータを削除してしまった
ので、今回は1分間のショート・バージョンです。

この曲は私も好きなんです。
ジュリー、トッポ、サリーの3人の声の特質を上手く利用したアレンジが良いです。

多少音が悪くてもこういう全盛期の曲を入れたCDが欲しいですよね。

当サイトとリンクを張っているポップ・ステーションのM氏と、私の音源を
持ち寄って私的なCDを作ってみようって話をしてます。


今のところ私のアイデアは、実際のタイガースのステージを再現した
ような曲構成と曲順で、仮想ライブみたいなものが面白いかなと思ってます。




2009年2月8日(日)埼玉地方の天気:晴れ

2月7日は.........


今年初めての夏川りみちゃんのコンサートでした。

メチャクチャ良かったです。
昨年9月に始まったツアーのファイナルが2月7日の中野サンプラザで、このツアーの
初日と最終日(中間にも行ったけど)に行けたのはラッキーだった。

コンサートは6時15分頃に始まって9時15分頃まで、約3時間にわたってたっぷり
楽しむ事ができた。
おまけに今回は前から3列目のほぼ中央付近と絶好の席だったので、りみちゃんの
息づかいまで感じ取れるような生々しさがありました。

ファイナルという事で今まで行われていた通常のツアーとは違う内容で、りみちゃんと
近しいゲストの参加もまた新鮮で良かった。
中でも新良幸人の三線(三弦....どちらか良く分からない)がメチャクチャ良い音を
してて、弦楽器好きの私としては、いつか挑戦してみたいと思ったのです。

昨年末にりみちゃんは結婚を発表したので7日はその発表会みたいな趣もあって、
コンサートの終盤に新郎新婦をステージに設えた流木に座らせて、その時は写真撮影OK
になりました。
私は自分の座席に座ったまま撮影可能という好ポジションだったので何枚も撮りました。

ツアーはもう終わってしまったけど、来月18日に発売の「新録音+今回のツアーライブ
+今回のツアーライブ映像DVD」という豪華な新作がとても楽しみ。








何年か前にでたチェット本もそうだけど、アーティスト
の使用機材や、改造法を知るのは面白い。
個人的にはB.B.キング、ジョニー・スミス、ジミヘン、
ブルームフィールド、デヴィッド・ギルモアなど多く
のギター弾きのこういう本を見てみたいと思う。
2009年2月6日(金)埼玉地方の天気:晴れ

ザ・ギター・マン


シンコーミュージックから昨年末に発売された本だ。
私が敬愛するリッチー・ブラックモアの使用ギター、及び機材類をまとめた1冊。

あの数々の名演を残した68年製ブラック・ストラトや、ライブ・イン・ジャパンにその
素晴らしい音を残した71年製サンバースト・ストラトなど、彼のギターを知る上で格好の本だ。

こういう本は本当に夢中になる。
長年リッチーのファンをやっているから知っている事も多いが、今まであちらこちらに散逸して
いた情報をひとつにまとめてくれたのは無条件に嬉しい。

シリーズで他のアーティストも次々発売なんて事はないのかな。





2009年2月4日(水)埼玉地方の天気:晴れ時々曇り

江戸東京博物館......の売店


先日、博物館には入らず、売店だけ覗いてきた。
探してる本があるんだけど、見付からなかった。
でも暇にまかせて本を見てると欲しい物がたくさん出てきて困る。

博物館の売店だから書籍の陳列数は書店ほど多くないものの、
江戸時代を中心とした時代物の在庫が多いので、他の書店では
見られない物も多い。
そういうのを見てると次々に欲しくなるけど、今回はまったく買わず。

で、昔から思ってる事なんだけど、好きな本をノンビリ読む事ができる
生活を一度してみたい。
晴耕雨読ならぬ“晴雨常読”だ。

まあでも元来外出好きの私だから、そういう環境を与えられてもすぐに
飽きてしまうのだろうけど、一度は経験してみたいね。