2007年10月30日(火)埼玉地方の天気:晴れのち曇り

商品価値だけ?


先日ポップ・ステーションのオフ会があって、いつものように行ってきた。

タイガースのマネージャーをされていた中井さんをゲストに招いて、いろいろな裏話を
してくれてそれは面白いのだけど、どうも何だか考えさせられる事が多い。

その中でもっとも大きく私の心に引っかかるのは、プロダクションがタレントを消耗品として
しか考えていない事。

私もそれなりに社会経験を積んできたから今更青臭い事を言う気もないし、音楽の世界で
仕事をした経験もあるのでプロダクションの意向も“アタマ”の中では理解しているつもりだ。

だが何となく釈然としない。

あまりに“あからさま”だからなのかと思う。

もう少し“育てる”という構造があっても良いと思う。

いや、そういう構造を作り上げて良い音楽を創造できる土台を構築して欲しい。

しかし、中井さんは紛れもなく6人目のタイガース・メンバーとしての立場を貫かれたようで、
それが唯一の救いに思える。




2007年10月28日(日)埼玉地方の天気:晴れ

M44G


この間テレビで懐かしきジャズ喫茶の話題を取り上げていて、その時に店のレコード・
プレーヤーが大写しになり、アームに付いていたのがシュアーのカートリッジ、M44Gだった。

私もずいぶんお世話になった。
何せ当時秋葉原で4,000円以下で売られていたので、針が消耗するとカートリッジを丸々交換していた。

カートリッジを交換すると「こんなに音が違うんだ!」という事を教えてくれたのもM44Gだった。

当時のシュアーのフラッグシップ・モデル、V15も無理して買ったけど何だか神経質な音に感じられて
次第にM44G或いはM44-7に戻ってしまった。

その後アメリカ・スタントンの600EEというのが気に入って何年か使い、次にアキュフェーズの製品(モデル名
は忘れた)を数年、そしてデンオンのDL-103、最後に到達したのがオルトフォンのSPUだ。

もうSPUから逃れられそうにない。それほどまでに魅力的な音楽的なカートリッジなんだけど、久しぶりに
M44Gも使いたくなった。

M44Gを使う事を考えたら「これを1番に聞きたい」と思ったのがビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビー」だ。

今M44Gは持っていないのでCDで「ワルツ・フォー・デビー」を聞きながらこれを書いてます。





2007年10月21日(日)埼玉地方の天気:晴れ

今日思った事


その1

埼玉スタジアムに行ったら「ソーラン祭り」?みたいな事をやっていた。
どうもあれが嫌いだ。
まずあの出で立ちや化粧がいけない。
ヤンキー系の人達の集まりみたいに見えてしまうのだ。
あまりに騒々しいので早々に引き上げた。


その2

本屋で久しぶりに「プレイヤー」という雑誌を見た。
巻末に集中してる楽器店の広告を見て驚きましたよ。
55年位のシングルコイル、ゴールドトップのレス・ポールが420万円というのを見て
目が点になった。いったい誰が買うんだ。
話によるとこういうのを買う人は弾かないらしい。
ただ飾るだけのようだ。
そして人に自慢するのが楽しいと見える。
ゴールドトップ、シングルコイルのレス・ポールは私の「欲しいギター・リスト」に入っているのだが、
買うとしても国産の程度の良いもので我慢するしかないようだ。
最近はどうしても「本物が欲しい」という欲求もあまりないしね。


その3

サイクリングから帰って喉が乾いていたので冷凍庫に入っていた今年最後の「氷いちご」を食べた。
ジャスコで売っているのが好きだったんだけど、もう店にも置いてないね。
そういえば昔、国鉄の駅の売店で売られてた「富士アイスクリーム」というのが懐かしい。
茶色い旧型客車に乗って良く食べたものだ。
あの味に再会したいな。





2007年10月20日(土)埼玉地方の天気:晴れ

花の咲く頃


夏の間咲く事を休んでいたハイビスカスが9月末頃から凄い勢いで咲いている。

あまり暑い時期には咲くことを休む事があるのは知っていたが、こんなに極端な事も珍しい。

毎朝家を出る前に真っ赤に咲いたハイビスカスを見るのはとても嬉しい。

私が尊敬する職業のひとつに花を栽培する仕事がある。

毎年決まった時期に多くの花々を一斉に開花させる技術は素晴らしいと思う。

以前「ET」という映画の中で異星人が枯れかけた花を生き返らせるシーンがあったが、
あんな能力を身に付けたいと本気で思う。

私の住まいの近辺には造園業とか花の栽培業者がやたらに多くて、そんな人達の
見事な仕事ぶりを見る度にプロの素晴らしさを感じさせられる。




2007年10月13日(土)埼玉地方の天気:晴れのち曇り

「聖地あす開業」


今日の毎日新聞夕刊、1面トップの記事だった。

明日開業するのは「鉄道博物館」だ。

この日が来るのを何年も前から楽しみにしていた。

乗り物は何でも好きだけど、いちばん好きなのは鉄道。

今はそんなに熱中する事はないが、昔は模型、写真撮影などに夢中だった時期がある。

だから今でも、良く行く那須のホテルの中で大型の蒸気機関車の模型を発見した時、
また盛岡駅構内に展示されていた大型の電気機関車模型を偶然発見した時など大いに興奮した。

「三つ子の魂百までも」に近い感覚なのかもしれない。

そんな訳で私の住まいからそんなに遠くない場所に出来る鉄道博物館の開業が一番の楽しみだった。

先日テレビの番組で、鉄道好きとしても知られるタレントのタモリさんがこの博物館に行ったのを見た。

いつもテレビで見るのと全然違う、無邪気でとても嬉しそうな顔が印象的だった。

私もあんな顔になるのだろうか。





2007年10月8日(月)埼玉地方の天気:雨

金木犀の香り


連休の3日目は悪天候になってしまったけど、土曜、日曜と晴天の空の下
久しぶりにサイクリングを楽しんだ。

今、金木犀が盛りのようで、走っていると何とも良い香りが漂ってくる。

サイクリングロードの傍らには何万本とも思われる彼岸花が咲き誇って
とても気分が良いのであった。

何も考えず、ただペダルを踏む事だけに集中してると何だか気持ちが
柔らかくなるような気がするのは何故だ。

自由になる長〜い時間があれば自転車で旅をしたいな。









作りも良く、音も良い。
オークションという性格上価格にバラツキがあるが、
私は他の人よりかなり安価に入手できた。
これは“運”だ。
トップは単板ブックマッチ仕上げで美しい木目だ。
音はピックギター特有のものだが、
言葉で説明するのは難しい。
2007年10月3日(水)埼玉地方の天気:曇り時々雨

マイ・ギター〜5


2年程前に買ったピック・ギターだ。

ブランドは「Anchan」。

北海道で個人で製作してるギター・ビルダーで、主にヤフオクで販売してるようだ。

私もオークションで落札した。

触った事も無いギターをネット・オークションで買う事については大いなる不安があったけど、
既に買った人の感想や評価を見て、非常に評判が良かったので意を決したのだ。

ピックギターは昔から欲しかった。

前にも書いた事があるけど、かつて漫才で人気があった「かしまし娘」がギブソンの
ピック・ギターを使っていて、漫才の面白さよりもギターの音色が記憶に残って、
いつかは欲しいと思い続けたギターだった。

で、買って2年と少し、非常に気に入っている。

かなり鳴るようになってきて、自分で弾きながら「良い音だナァ」と感慨に浸る事しばしば。

悦に入って弾いている。


一生大事に使いたい愛器だ。