2007年3月31日(土)

桜は咲いたか〜


一気に花開いたみたいだ。
いつもの私の散歩コースも何だか華やいだ雰囲気だった。

桜というのは日本人の心に特別な感情をもたらす不思議な花だね。

今日の朝、曇り空の中でひっそりと、しかも華やかに咲いてる桜を見て
何とも云えぬ感慨に包まれました。

不思議な、だけど幸せな一瞬でした。

上の写真は今日撮影したものです。

耕耘機が私の狙った位置になかなか来てくれなくて、これでも少しは苦労しました。




2007年3月31日(土)埼玉地方の天気:曇り

森繁さん


植木さんの追悼関連テレビを見ていたら森繁さんのコメントが読まれていた。
森繁さんは1913年の生まれだから、もう94〜95才位になるのだろうか。
何はともあれ今もご健在というのは嬉しい事である。

植木さんを擁するクレージーと森繁さんは1960年代東宝喜劇の看板だった。

植木さんの出演映画として最高傑作の呼び声も高い「ニッポン無責任野郎」(1962)は
森繁さんが主演した「駅前飯店」との2本立てで上映されている。

「駅前飯店」もまた駅前シリーズの最高傑作とするファンが多い(私も同意見だ)作品で、
言ってみれば最高傑作の2本立てだったワケだ。

これは大変贅沢な2本立てだった。

ここでは「ニッポン無責任野郎」に話を限定するが、こ映画の中で植木さんがお気楽に歌う
「ゴマスリ音頭」は私のお気に入りシーンのひとつだ。

また植木さんの「無責任男」のイメージを決定付けたのもこの作品だった。
これは植木さんというよりも古澤監督がイメージする「無責任男」を徹底的に植木さんに
演じさせたというのが事実だけど、植木さんはそれを見事に演じきってますね。

「ニッポン無責任野郎」見ていない人がいたらオススメします。
一緒に「駅前飯店」も見れば尚よろし!





2007年3月30日(金)埼玉地方の天気:晴れ

今日も植木さん


植木さんの話題、当分続くかも......

かつて植木さんやクレージーを見る事が出来たのは、シャボン玉ホリデーや
大人の漫画などのテレビと映画が2本柱だった。

その中で私がいちばん好きだったのは映画。

破天荒な主人公が一点の暗さもないストーリー&画面の中で展開する
夢のような物語は、見る人に勇気を与えてくれた。

もうひとつの大きな魅力はレコードなどと違う詩やアレンジの歌だ。
映画の中でしか聞けない曲もあったので、若き日の私はテレビ放映された映画を
すべてテープレコーダーで録音しては繰り返し聞いていた。
あの時代、ビデオはなかったからね。

で、好きなのをちょっとリストアップしてみました。(順不同です。)

1.だめでもともと(日本一の色男)
2.義理と人情(無責任清水港)
3.遺憾に存じます(無責任清水港)
4.やせがまん節(ニッポン無責任時代)
5.ゴマスリ音頭(ニッポン無責任野郎)
6.東京五輪音頭(日本一のホラ吹き男)
7.ゴマスリ行進曲(日本一のゴマスリ男)
8.シビレ節(日本一のゴリガン男)
9.そうだそうですその通り(日本一の男の中の男)
10.笑って笑って幸せに(クレージーのぶちゃむくれ大発見)
11.くたばれ無責任(クレージー作戦!くたばれ無責任)

書き出してみたら、とてもじゃないが書ききれないほど好きなのがあった。
それぞれに思い入れがあるけど、長くなるので省略します。





2007年3月29日(木)埼玉地方の天気:晴れ

スクリーン


植木さんが亡くなってまたレーザー・ディスクやDVDを見る回数が増えた。

その結果すご〜く感じてるのが、やっぱり映画はシネマスコープだなぁ、という事。

最近の主流はビスタビジョンのようで、乱暴な言い方をすればあれは見せかけの
ワイドスクリーンだ。

もう何年も前の話だが普通のカメラでパノラマ撮影ができるようになって、大いに
喜んで撮影してみた。

出来上がった写真、及びネガを見たら「何だコリャ!」で、フィルムの上下をマスクして
横長にしただけじゃないか。オマケに画質も悪い。

そんなワケでとてもガッカリした。

言ってみればビスタビジョンというのはこのパノラマ撮影の原理と同じだから、私としては
何となく納得できない。

これは映画会社が作品ををテレビに売る時に非常に有利で、そういう事もあって「シネスコ
淘汰〜ビスタ全盛」という道を辿ったのだろう。

だが、シネスコの魅力には抗しがたい。

多少画質が悪くなってもアナモレンズでガバッと画面を広げて欲しい。

法律でビスタビジョン禁止にしてくれないあかぁ....無理だろうな......


(因みに、今夜はシモンズを聞きながらこのたわごとを書きました。良いです。)



2007年3月28日(水)埼玉地方の天気:晴れ

植木さん


今朝は泣けた。
テレビはどのチャンネルも植木さんの訃報を特集で報じていた。

仕事に行かないでテレビを見ていたい衝動にかられたけど、大人としてそういう
ワケにはいかないものなぁ。
なかでも植木さんとの共演が多かった浜美枝さんの話が面白かったし、
彼女の話す口調が暖かくて良かった。

昨夜はいろいろな映画の「突然ミュージカル」のシーンを繰り返し見てしまいました。

で、やっぱり個人的には「日本一の色男」での「だめでもともと」が好きだナァ...
と改めて思いましたね。

この辺の話、分かる人にしか分からないだろうけど、それでいいんだ。

しかし、植木さんの功績というか、その辺は私が考えていた以上に凄いんだね。
各メディアの反応がかなり大きいものね。



2007年3月27日(火)埼玉地方の天気:曇り

アイドル逝く


植木等さんが亡くなった。

子供の頃私が初めて憧れた人、アイドルだった。

最近になって植木さんが出演した映画がDVD化されていたので、ボックスセットで
買って見たり、買いためてあったレーザーディスクも酒を飲むときのお供だった。

この人の映画にはいつもいつも元気をもらっていた。

子供の頃自転車で30〜40分かかる東宝系の映画館に土曜日の午後になると行ったものだ。
翌週の土曜日、上映タイトルが先週と同じでも躊躇する事なく見に行った。
私の映画原体験だった。

で、映画を見終わって外に出ると、来た時よりももっともっと元気になって自転車の
ペダルを漕いで家に向う事が出来るのが子供心に不思議だった。

何でみんな逝ってしまうのかと思うけど、これが生きるという事なんだね。

無責任男を責任持って演じ続けた植木さん、安らかに.........







2005年発売
マルティナ・マクブライドの「timeless」というアルバムだ。
タイムレスというタイトルが良い。
1曲目の「You Win Again」(ハンク・ウィリアムス)が大好き
です。
カントリーに興味ある人、一聴を......
2007年3月23日(金)埼玉地方の天気:晴れ

カントリー


昔、日本でも一時代を築いた事があるが、その後は日陰の音楽の感がある。

だけど、良い歌がいっぱいなんだ。

シンプルなコード進行に親しみやすいメロディーというのはポップ音楽の基本だ.....
と私は思っている。

上記のアルバムは2005年に発売されたもので、若い?シンガーが古いカントリー・ソング
のスタンダードをカバーした良好な作品だ。

ドリー・パートンとドワイト・ヨーカムをゲストに招いて、「これでもか!」のカントリー・スタンダード
集で、この作品が発売された頃には古い?カントリー・ファンの間で随分と話題になったものだ。

特にカントリーに興味はあるけれど「何を聞いたら良いか分からない...」という人にオススメだ。

かつて私も同じような質問を受けた事があるが、カントリー初心者にオススメの歌や歌手を
紹介するのって意外に難しい。
あの時にこのアルバムがあったら良かったのに、と思う、そんな作品だ。





2007年3月19日(月)埼玉地方の天気:晴れ

寒いねぇ


こんな季節になって本来の冬を取り戻そうとしてるように寒い日が続く。

昨夜遅くまで水割りを飲んで5時間程眠り、今朝起きたらまだ昨夜の氷が
溶けずにグラスの中に浮いていた。

オレはどれ程寒い部屋で眠っているのかと改めて思いましたヨ(笑)。

5時間も氷が溶けないなんてまるで冷蔵庫の中みたいではないか。

で、話は変わるけど、昨夜はDVDを見ながら酒を飲んでました。

昨年放送されたドラマ「結婚できない男」。
これ面白いね。

主演の阿部さんの一挙手一投足が面白い。
あと女医役の夏川結衣がいいなぁ。

私この人のファンなんです。

何年か前にNHKで放送したドラマ「八百善の人々」(これで良かったかな?)に

この女優が出演していて、とても面白い役所だった。

これももう一度見たいドラマだな。








一家に1枚は必需の作品だ(笑)
たまに映画で使われているのを聞いて嬉しくなる事
がある。
メグ・ライアンの「めぐり逢えたら」では「スター・ダスト」
邦画の「スウィング・ガールズ」のエンディングでは
「L-O-V-E」が流れてきて嬉しくなった。
2007年3月18日(日)埼玉地方の天気:晴れ

ナット・キング・コール


好きなシンガーだ。

「天は二物を与えず」とは良く言われる諺だが、この人に関してはそれは当て
はまらなかったようだ。

ピアニストとしてもなかなかのものだし、歌声に関してはもはや芸術品と言える。

上記の「シングス・バラード」は気に入っている1枚。

2003年に発売されたコンピ盤だが、内容は素晴らしい。
お手軽にナットの名唱を....という向きには最適なアルバム。

ナット自身が気に入って録音したという「ネイチャー・ボーイ」が私も好きだが、
他の収録曲も名作揃いで、「珠玉の〜」という形容がピッタリだ。

多くの評論家諸氏が語っているように「スター・ダスト」のヴァース部分の美しさ
は格別で、これほど美しい「スター・ダスト」は他にあるまいと思うのだ。

かなり昔の事だが、初めてこの「スター・ダスト」を聞いた時にはヴァースの部分に
とても違和感を覚えた。
と言うのも、私がこの曲を知ったのはテレビ番組の「シャボン玉ホリデー」のエンディング
で流れていたのを聞いてからだったから。

ロス・インディオス・タバハラスが演奏するこのテイクではヴァース部分が省かれていて、
それが「スター・ダスト」のすべてだと思ってしまっていた為に感じた違和感だった。
この美しいヴァースをギターで表現するのは確かに難しい気がするが、それでも
尚ロス・インディオス・タバハラスの演奏は名演だと思う。

話が逸れたが、ナットの音楽をゆっくり聞いていると実に贅沢な音造りをしてると思う。
今の世の中では考えられないような事が当たり前に行われている。

これこそが「歌」なんだよと言っているようだ。




2006年3月17日(土)埼玉地方の天気:晴れ

どこかへ行きたい


旅に出たい。

出来れば遠い所に。

何があったワケでもないが、時々無性にどこかに行きたくなる。
上の写真は夏の富良野の丘から撮った何気ない風景だが、こんな何気ない風景を
見に行きたい。

昨年あたりからとても興味を持っているのが岐阜県の郡上八幡。
何かの本で読んでとても興味を持ったが、最近になって立て続けにテレビで見て更に
行きたい気持ちが募ってしまった。

漠然とした憧れを持っているのは地方の小さな町で、中心に川が流れ、ささやかな名産品
があって夏には盛大な祭りが開かれる。
そんな町に憧れを持っている。

あと坂のある町、港のある町なんてのも良い。
これはさしずめ小樽、函館、神戸、長崎なんて町が良いな。

こんな事を考えているだけでも結構楽しいが、やっぱりカメラぶら下げてブラブラ歩きたい。







花粉症にも負けずサイクリング
に行って来た。
花、特に梅の花が見事に咲いて
いる。
どうしても足を止めて見たくなる。

キャノン IXY DIGITAL60
2007年3月11日(日)埼玉地方の天気:晴れ

憧れのギタリスト


三根信宏さんがずっと好きだった。
特にこの10年位は活動が活発で私たちファンを目一杯楽しませてくれる。

昨日三根さんのライブDVDが届いた。
昨年の名古屋のライブを収録したものだが、2日分のステージをたっぷり楽しめる
有り難いDVDだ。

特に2日目のライブではブルー・コメッツの三原綱木氏をゲストに招いてのライブが
極めて楽しい。

実は私、三原綱木というギタリストも本格本流派のプレイヤーとして好きで、前から
ギタリスト、三原綱木としてのステージを見たいと思っていた。

今回のDVDではブルー・コメッツのヒット曲を演奏するに止まっていて、そういう意味では
ちょっと残念ではあったが、三根さんとのコラボは無条件で楽しい。

演奏曲は「ブルー・シャトー」、「甘いお話」、「青い瞳」の3曲だが、「甘いお話」はGSが
残した数々の曲の中で、スパイダースの「ノー・ノー・ボーイ」と共に非常に優れたラブソ
ングだと思う。

とても良いです。

近い内にこのDVDの詳細はアップします。







今日見付けた小さな春。
うららかな春の日差しをいっぱい
に浴びて、そよ風に吹かれてるのを
見ると羨ましくなる。
黄色の花、好きです。

ニコンD70S、+1.3
2007年3月8日(木)埼玉地方の天気:晴れ

回復

やっと回復してきた。
先週風邪をひいて以来好きなコーヒーが飲めなかったが、今夜になってやっと
美味しいと思って飲めるようになったのがその証だ。

人の話を聞くと今年の風邪は酷いらしい。

私に関しても例年の風邪よりは酷かったように思うが、人の話を聞いてみると
私は軽く済んだようだ。
(今年はみんな高熱が続いて苦しんでいるという。)

私が勤めてる会社でも一人、また一人という具合にバタバタと風邪が連鎖して
いて欠勤者が多い。
まるでガン病棟の午後(知らないけど...)のようなのだ。

で、花粉もいつの間にか最盛期になってしまった。
今年の私の症状は今のところ軽い。

春の暖かな休日、サイクリングに出掛けるのは私の楽しみのひとつだが、
それを奪うのが花粉だ。

何とかこのまま軽く済んで欲しい。





2007年3月3日(土)埼玉地方の天気:晴れ時々曇り

前兆ナシ


風邪を引いた。
28日(水)は普通に仕事をして(少し咳が出た程度)帰宅し、入浴、食事を済ませてから
急に具合が悪くなった。

もしかしたら風邪を引いたかなという前兆現象はなかった。

会社の同僚が風邪を引いてゴホゴホやっていたので「移るとヤバイな」とは思っていたが、
こんなに急激に来るとは思っていなかった。

今日になってかなり良くなってきたが、何せ3晩寝たり起きたりの睡眠障害状態だったので、
何だか身体が変な具合だ。

おまけに食べられない。
私としては珍しい事だ。
腹は減るが食べても普段の3分の1程度しか食べられない。

そのくせ柑橘類をはじめとする果物を食べたくなる。
これでは妊婦のようだ。

今、風邪が流行っているようです。
皆さんもお気を付け下さい。