2007年1月30日(火)埼玉地方の天気:晴れ

死して尚.......


昨年末から10冊程の本を読んだ。

その中でいちばん興味深かったのが「北米1万マイルのクルマ旅」(笹目二朗・エイ出版)
という本にあった、プレスリーは死して尚、年収5,000万ドルという記述だった。

本の面白さとかは別として、私はこの記述がひどく気になった。

だって1ドル=120円とすると60億円という事になる。
凄いではないか。

まあ私だってプレスリーは好きだから昨年と一昨年で3〜4枚のCDは買っている。
そんな私みたいな.....いや私を遙かに凌駕する熱狂的なファンが多いのだろう。
そうでないと60億円という額にはならないからなぁ。

そうなると、ジョン・レノンなどはどれ位の年収があるのだろう。
その辺知ってる人がいたら教えて........




2007年1月28日(日)

ミスティ


最近この曲がお気に入りだ。

もともと好きな曲ではあったけど、昨年買ったリチャード・スミスのアルバムに収録
されてるテイクが実に良い。

チェット的なメロディの優しさがあって聞いていて飽きないのだ。

この人のプレイに於いてチェットやジャンゴの影響って凄いと思うけど、上記作品の
中でもそれぞれのスタイルが違和感無く収録されている。

あのクレージーキャッツがテーマ曲にしていた「Crazy Rhythm」ではチェットの名演奏
「Heartaches」にインスパイアされたと思われるフレーズが飛び出して来たりして、
思わずニヤリとさせられる。


話は変わりますが、昨日カントリーのコーナーにアップした、
テキサス・トルバドースのアルバム、「Presents」のテキストを一部加筆修正しました。



2007年1月28日(日)埼玉地方の天気:晴れのち曇り

尿酸値その後

昨年の人間ドックで尿酸値が高く出てしまい、再検査になった。

で、昨年の暮れに再検査をしたら全く問題なしの数値が出て一安心。

やはり昨年の検査前に集中的にカニを食べたのがいけなかったようだ。

再検査の時に医師に話を聞くと、尿酸値が高くなるような食物を大量に摂取した
後に検査をすると数値が高くなるという。

私の場合もそのケースだったようだ。

決して尿酸値を心配しての事ではないのだが、最近の私は休日には極力歩くように
しているのだ。

昨日と今日、それぞれ10km位ずつ歩いて大汗をかいた。
本来なら歩いただけでそんなに汗をかくような季節ではないが、暖冬の影響が出ているようだ。

あまりに暑くなったので上着を脱いでYシャツ1枚になって歩いてみたが、
そうすると汗が急激に冷えて寒くなるので困った。


風邪をひくのはこういう時だな...なんて思いながら歩いていたけど、
今夜は貰い物のチューハイを飲んで寝てしまえば大丈夫。

しかし、昨年からずっと貰い物の酒ばかり飲んでいるな。

金箔入り日本酒に始まって、ビール、スコッチ、そして今度はチューハイ。

今度はバーボンとブランデーが欲しいな......








マイ・ギター〜3

国産某メーカーの輸出仕様。
友人がこのギターを各色取り混ぜて10本ほど入手してきて、
その中の1本を充分に吟味して分けてもらった。
安物だけど色が気に入っている。
私のギターとしては珍しく手を加えていない。
2007年1月26日(金)埼玉地方の天気:晴れ

コマーシャル


先日知人から貴重な映像集を見せてもらった。
化粧品の資生堂のTVCFの作品集だ。

大変に面白かった。

基本的にテレビのコマーシャル・フィルムというのは右から左に抜けて行くものだと思う。
そのフィルムに鑑賞の意味を見出す人は少ないだろう。

しかし時を経て振り返って見ると充分に鑑賞に値する作品になっていた。

いちばん印象に残ったのは音が耳障りでないこと。
これはとても気分が良かった。

今のようにテレビの音が騒々しくなったのはいつ頃からなのだろうと考えさせられる。

化粧品のコマーシャルという事だから画面の色も本来は美しかったのだと思うが、
長年の時を経た結果、映像に色褪せが見られるのが残念だった。

出来るならこれらのフィルムをオリジナルの35mmで、劇場で見てみたい。
こういう企画ってもしかしたら当たるかもしれない。

是非誰か企画してくれないだろうか。





2007年1月23日(火)埼玉地方の天気:曇りのち晴れ

見えなくなったディスク


先日久しぶりにレス・ポールの映像を見たくてレーザー・ディスクをプレーヤーに入れた。
だが待てど暮らせど映像が出てこない。

プレーヤーの故障かと思ってディスクを交換してみたら正常に再生できる。
ということはディスクが悪いのか?

目視で検査してみてもコレといって異常は見られないが、再生出来ない以上は
どこか悪いのだろう。

こういう場合、レーザー・ディスクやDVD、CDといったメディアは全く再生不能になる。
困ったものだ。

レコード盤やテープだったら何とか再生は可能で救いようがあるが、デジタル・ディスク
はこんな時ただの円盤と化す。

で、見られないとなるとどうしても見たくなるのが人情というもの。
DVD化もされていないこのソフト何とか見る方法はないものだろうか。





2007年1月19日(金)埼玉地方の天気:晴れ

暖冬


暖かい冬で冷え性の私も過ごしやすい日々だ。

例年雪が多い日本海側でも異例と言えるほどの積雪の少なさで、人々は不気味さ
を感じながら生活をしているらしい。

新潟中越地震があってからしばらく後にこの地方を訪れた事があるが、その時には
あまりの雪の多さに恐怖を感じたものだ。

高速道路を走っていた時のこと、私たちは雪に慣れていないので速度が遅い。
そんな時私たちの車の後ろにピタリと付けて大型車が迫ってきた。

道の両側は高い雪壁に覆われ、空からは絶え間なく雪が降り続く中をクルマのヘッドライト
だけを頼りに走っていると、自分がどこにいるのか分からなくなる瞬間がある。

ホワイトアウトというものに近い現象かもしれない。

そんな状況の中で背後から追われるのは気持ちの良いものではない。

大雪になれば我々には計り知れない苦労があると思うが、今年のように雪が少ないのも
何かと気苦労が多い。

やはり例年並というのが良いのだろう。

で、上記の高速道路での体験談の続き....
車内はヒーターを付けていてもほとんど役に立たなくてかなり寒く、従ってトイレが近くなる。
それなのにクルマはノロノロ運転で目指すサービスエリアは遠い。

あの時は本当にトイレが待ち遠しかった。

やっとの事でサービスエリアにたどり着いてもパーキングも雪の山。

とにかく急いでいたので雪の小山にクルマを突っ込み車外へ。
しかし走れない.....というワケで真っ白な雪の上に用を足したのでした。
男で良かった。





2007年1月16日(火)埼玉地方の天気:晴れ

やっと「百川」


と言ってもよく分からないと思うけど、先日このコーナーで書いた
古今亭志ん朝さんの落語の事だ。
15枚組ボックスセットの5枚目までやっとの事で進んだ。

このセットは過去に何回も聞いているけど、今年の正月に最初から新たに聞き直そう
と思って、1枚目から聞き始めたのだ。

しかし物事は思うように進まない。

1枚目の「明烏」を5回ほど聞き、「愛宕山」も5〜6回、そして「百川」に至ってはこの
1週間で6〜7回は聞いたと思う。

この調子で行くと15枚完全に聞き終えるのは春を越えて初夏位になって
しまうのではないかと思われる。

落語界(もうほとんど亡くなってしまったけど)に名人は多い。

しかし自分の時代に合う人、好みに合う人はそんなにいない。

そんな中で自分の好みに合うのが志ん朝さんというワケなのだが、私の素人耳で
聞いても志ん朝さんの噺には艶があると思う。

私が知る限りの現役落語家でこういう艶を持っている人はいない。

志ん朝さんが亡くなってしまった今となっては叶わぬ夢だけど、元気だった頃の
志ん朝さんをナマで見たかった、聞きたかったと思う。




2007年1月13日(土)埼玉地方の天気:晴れ

昨日に続いてカレーの話


今日は所用で千葉までドライブ。
首都高速、東関東自動車道は共に空いていて快適なドライブが楽しめた。

途中に寄ったサービスエリアで魅惑的なニオイ。

カレーだ。

でもこういう所で食べてもほぼ100%ガッカリするので我慢した。

カレーは煮込むと美味しいと言われる。

でも私は自宅で作ったカレーは出来たばかりの方が好きだ。

味は決してマイルドではない。
まだ味にカドがある。
だが煮込んだカレーよりもスパイシーだ。
きっとその部分が出来立てのカレーを好む理由だと思う。

多くの人が好む煮込んだカレーを好まない私はやはり少数派なのか。

外食で食べるカレーに美味しさを感じない理由はこれなのかな?




2007年1月12日(金)埼玉地方の天気:晴れ

雑感三題


昨年末また江戸東京博物館に行ったら新年から始まる特別展示が「江戸城」
という催しであった。
その催しを知らせる大きな看板広告には「これを見なければ江戸は語れない」と
書いてあった。
私、江戸を語るつもりはないけれど、これは是非見たいものだ。
しかし、休日に行くとゆっくり見られない混雑に巻き込まれるから、できれば平日に
行きたいなぁ〜思うのだ。



最近とてもカレーが食べたい。
外食で食べるカレーを食べて思う事は、美味しいカレーに巡り会った事がないという事だ。
いや、前言を訂正すれば、日本そば屋のカレーと、本物系(インドやタイ)のカレーでは、
自分の舌に合うカレーにも出会った。
しかし町中や駅の近辺にあるカレー店で美味しいものに出会った事がないのだ。
店の様子を見てるとそれなりに繁盛してる店もあるから、
そこのカレーが好きな人もいると見える。
というと私の舌が一般的多数の嗜好から外れているのだろうか。
外食でカレーを食べると大概はガッカリしてこんな事を思う。



昔は嫌いだった管楽器のジャズがここ5年位で好きになってきた。
昔はジャズといえばギター、ピアノ、ヴァイブ、ビッグバンドなどが好きだったけど、
管楽器は殆ど聞かなかった。
しかし年齢と共に嗜好というのか変わるものですね。
今良く聞いているのはベニー・カーター。
こういうのを聞いていてメンバーの中に自分に馴染みの深い人の
名前を見付けるのも新鮮な喜びだ。
今聞いてるベニー・カーターのアルバムにはギタリストでバーニー・ケッセルが参加してる。
何となく得した気分。

因みに、嗜好の変化でいちばん変わったのは女性の好みでした。(笑)







オマケ?のDVDにつられて買ってしまった。
スタジオ・セッションの映像というのは
珍しいし、ギルモアのギターがアップになる
事が多いのもよろしい。
2007年1月9日(火)埼玉地方の天気:晴れ

今年最初の1枚


上記のアルバム、元旦に届いた。
昨年に発売された時買ったんだけど、今度はボーナスでライブ映像のDVDが付いてる
というので悔しいけど買ってしまった。

映像はロイヤル・アルバートホールでのライブ映像もあるが、他はすべてスタジオ・セッションで
かなり身近に感じられる映像だ。

ここ数年のギルモアはキャンディアップルのストラト使用が多かったけど、ここでは黒ボディ、
黒ピックガード、メイプルネックのストラトを多用している。
その他ブロンドのテレキャス、ゴールドトップのレス・ポールなど多くのギターを使っているのが
見られて、ギター好きにはそれだけでも楽しい映像だ。


バックにWEMのスピーカーキャビネットをズラリと並べ、スタジオとはいえ
ステージの印象も好ましい雰囲気だ。

最後に「コンフォタブリー・ナム」も演奏してるけど、出来としては映像作品
「p・u・l・s・e」の方が圧倒的に良い。

DVDの映像は全部で40分程。
ギルモア・ファンなら持っていて損はないか.....







15枚組で3万円以上したけど、清水
の舞台から飛び降りたつもりで購入。
以来、何度も聞いているから高い買い物
ではなかった。
この話芸は至福です。
2006年1月6日(土)

正月休みに


まとまった6日間の休みなんてなかなかないから、したい事がたくさんあった。

その中で一番したかったのは古今亭志ん朝さんの落語をゆっくり聞く事だった。

上記の15枚組ボックスセット。
これを1から順に聞きたかったのだ。

でも実際に聞けたのは私がラジオからエアチェックした「火焔太鼓」、「厩火事」、
「酢豆腐」、そして上記CDセットから「明烏」、「船徳」、「居残り佐平次」などだけだ。

面白くて2回聞いてしまったものもあったから、実数はもうちょっと上方修正しても
良いのかと思うが、実際に聞けた噺は上記の通りだ。

ちょっと前に読んだある作家のエッセイで、「志ん朝さん以外の落語は聞く気がしなくなった」
って語ってるヒトがいたけど、私もまったく同感で、今は落語といえば志ん朝さんだけだ。

志ん朝さんが亡くなった直後たまたま都内を車で移動していて、あれは確か護国寺だったと
思うけど、ちょうど志ん朝さんの葬儀をやっていて、偶然とはいえ運命を感じたものだ。

この3連休であといくつの噺を聞けるか楽しみだ。



2007年1月5日(金)埼玉地方の天気:晴れ

大根の葉


年が明けて早くも5日。
今日から仕事だったけど、明日からまた3連休。
今年の成人の日は15日で良かったのではないかと思う。
何か変な休日設定だよ。

で、正月というと「おせち料理」という事になるけど、あれはあまり美味いものではないね。

「おせち」ではないけど私が大好きで我が家の正月には欠かせない味がある。

大根の葉だ。

「なぁーんだ、そんなものか」なんて言わないで!

その製法は、まず大根の葉を風通しが良くて陽が当たらない場所に数日間干す。
パリパリに乾いたらストーブなどの火で軽く焙って更に乾燥させ、その後に手で
良く揉みほぐして粉状(青のり位)にする。
それだけだ。
これを雑煮を食べる時に軽く振りかけるだけ。

その香ばしい独特の香りは私が小さい時から馴染んだ味で、今も正月には欠か
せない味なのだ。


でも最近は大根の葉がなかなか手に入らない。
スーパーで売ってる大根に葉が付いている事はほとんどない。

多くの消費者にとって大根の葉は邪魔者なんだろうか。
いろいろ工夫して食べると美味いのにね!