2006年11月27日(月)埼玉地方の天気:雨のち曇りのち雨

色づく街


どこかで聞いた歌のタイトルみたいだけど、確かに街が色付いている。
(この歌、歌謡曲の中では特に好きです。)
私の住まいの周辺では今がいちばんきれいなようだ。

けど考えてみたら今年もあと僅か。
またナァ〜にもせずに一年が終わろうとしている。

知人からは「今年のマイ・ベスト・アルバム」なんて情報ももらったけど、
私にはそれさえも相当するアルバムがない。

私の場合は.....と考えたら、まず第一候補はチェット・アトキンスの
「The Magic of Chet Atkins」が挙げられる。

あとニコレット・ラーソン・トリビュートも得点高いな。

次にDVDだけど「シャドウズ・ファイナル・ツアー」も良く見た。

あとは古い作品をあれやこれやと引っぱり出して聞いていたような気がする
けど、新作というか今の人の音楽はあまり聞いていない。

私とそんなに年齢が変わらない他の人達はどんな音楽を聞いているのだろうか。




2006年11月26日(日)埼玉地方の天気:曇りのち雨

Sky is Crying


腰は少しずつだが良くなっているようだ。
少し良くなってくると音楽や読書などに時間を費やしたくなる。

最近良く聞いているのがブルース。
カントリーとブルースは私の2大音楽柱なのだ。

ブルースは基本的にスロー・ブルースが好きで、先日ビデオのコーナーで
ゲイリー・ムーアを取り上げたのをきっかけに、またゲイリーを良く聞く毎日だ。

そんな中で気に入っているのが「Sky is Crying」というワケ。
「Blues Alive」というライブ・アルバムに収録され、更に同タイトルの映像ソフト
にもCDとは別テイクで収録されてる。

これが入魂のブルースでなかなか良い。

こういうブルースは“ブラックこそ本物”とする人達は眉間にシワを寄せて嫌悪
するかもしれないが、私は好きだ。

この曲、亡くなる直前のポール・バターフィールドがクラプトンやS.R.Vをバックに
歌っているのも良かった。

ホワイト・ブルースマンが取り上げるこの曲は良いモノが多いのかな?





2006年11月22日(水)埼玉地方の天気:晴れ

必要とされてるのか?


昨日も書いたけど、腰が痛くて月曜、火曜と会社を休んだ。
しかし、その2日間で会社からかかってきた電話が約30本位。

これでは休んだうちには入らない。
良い意味で考えれば私は必要とされてるからなのか.....
で、電話は面倒なので今日は出社した。
家にいてもヒマだしネ。

コルセットをギュッと巻き付けて動いてみればそんなに苦痛はない。
だから会社に数時間滞在して気になる仕事を片付けてきた。

帰りに今時珍しい350円の美味しい(特にチャーシューが)ラーメンを
食べて帰宅。

その後医者に行って来た。
レントゲンを撮って、腰を伸ばし、電気を当ててリハビリ。
医師の所見によるとそんなに大した事はなさそうだというので一安心。

ヘルニアのように明らかに原因がある腰痛以外の場合は、時間をかける
事が治療の第一歩であるのは過去の経験で知っている。

今しばらく腰痛とお友達だ。




2006年11月21日(火)埼玉地方の天気:晴れ

腰痛


まいった。
腰が痛くて体が自由に動かない。

発端は、2週間程前に風邪を引き、それはそんなに大事に至らずに済んだの
だが、その後もセキが続いていた。
私の風邪はいつもそうなので大して気にも留めていなかった。

で、1週間程前の夜、自室でやや不安定な姿勢でセキをしたら急に腰が痛くなった。

それは急激にドカーンと痛くなるようなものではなくて、日増しに痛さが増してきた。
日曜から月曜にかけてはかなり痛くて、これを書いてる今も痛い。

以前「椎間板ヘルニア」で手術をした事があるから再発が怖いのだけれど、ヘルニア
の時の痛みとは違うような気がする。

人の腰痛の体験談を聞くと「クシャミをした途端に激痛が走って....」というのを
何度か聞いた事があるから、今回の私の場合もそれに似たようなものかもしれない。

しかし腰が痛いと何も出来ない。
困ったものだ。

音楽を聞く気分にもなれなくて、先日江戸東京博物館で買ってきた「江戸の誘惑」という
肉筆浮世絵の解説本を読んでいる。
こういうのって時間がないと読めないからね。




2006年11月17日(金)埼玉地方の天気:晴れ時々曇り

りんご園


休みが取れたので毎年欠かさず行っているリンゴ園に行って来た。

今年は全国的にカメムシが発生して農業従事者は被害を受けているという。
私が毎年お世話になっている「岡本林檎園」も例外ではないそうで、今年は
例年と比べると収量が減っているという。

とはいうものの、試食させてもらった林檎はとても美味しくて、それは育てた
人の努力の賜物なんだと思う。

今年はひとつの林檎が例年よりも有り難く感じてます。
大事に食べなくちゃ。

で、林檎園を後にして大田原市へ。
この地にある漬物屋さんに行くためだ。
「とべや」というお店の「青唐きゅうり」というピリ辛の漬物のファンなのだ。
白いご飯やおにぎりに良し、ビールにも合う。

これは私が知る限り首都高湾岸線の湾岸幕張PA(上り線)にしか置いて
いない品物で、ここを通る度に買っていたお気に入りだ。

何処で製造してるのかと思ってラベルを見たら大田原市だったので、ここ
数年は製造元に直接買いに行っている。
美味いです、これ。






カーニーとウェンディの1993年作品
このアルバムに出会って10年以上経ってしまった
ワケだけど、全然飽きる事がない。
特にタイトル曲の「ヘイ・サンタ」は私としては満点
を付けたい素晴らしい曲。
2006年11月15日(水)埼玉地方の天気:晴れ

「ヘイ・サンタ」


この曲と初めて出会った時、「宝モノを見付けた」と思った。
私の好みのド真ん中に直球で投げ込まれた印象だった。

今年もクリスマス・ソングが聞かれる季節になった。
今さらクリスマスが楽しみという事はないけれど、クリスマス・ソングは
大好きで、私にとってはオール・シーズン・ミュージックでもある。

カーニーとウェンディのこのアルバムは「ヘイ・サンタ」以外は古くから
知られるクリスマス・ソングで埋められている。

どれも嫌味のないアレンジでポップな香りに彩られているけど、こういう
アルバムはその方が安心して聞いていられる。

「ヘイ・サンタ」はメロディ、コーラス、アレンジと3拍子揃ったポップ・ミュージック
のお手本のような曲だ。
この曲に出会って10数年、飽きる事がない。

他の楽曲もどれも良い出来だけど、個人的には「Have Yourself A Merry Little
Christmas」がジャージーで気に入っている。


でも最近見かけないねこのアルバム。


2006年11月11日(土)埼玉地方の天気:雨のち曇り

「青い果実」


武道館ライブの流れでワイルドワンズの話が多いけど、今回もワンズ話なのだ。
ワイルドワンズの数あるレパートリーの中で私は「青い果実」が一番好きだ。

先日加瀬さんのギターの話もちょっとしたけど、私が持っているこの曲
のライブテイクで聞けるギターがなかなか良くて気に入っている。
ここでお聞かせ出来ないのが残念だけど、この曲の甘いメロディと加瀬
さんのギターが見事マッチしている良テイクだ。

あと実はつい最近まで知らなかった曲が「白い水平線」。
聞いた事はあったのだと思うが、残念ながら良い曲として私の耳に残っていなかった。

で、武道館ライブの約1ヶ月前、銀座のケネディハウスで開催したオフ会のビデオ映像
で初めてこの曲を知って良い曲だと思ったのだ。

先日の武道館ライブの時にもこの曲は演奏されて、私の知人はこの曲を聞いた頃から
「“うるうる”しちゃったんだよ〜」って言っていたが、確かにそういう何か涙腺を刺激
するような雰囲気がこの曲にはある。

あともちろん「想い出の渚」。
(余談だけど、この曲は私がギターを覚えた最も初期の頃に弾きながら歌えるように
なった1曲として思い出深い。)

これが私のワイルドワンズ・ベスト・スリーだ。



2006年11月8日(水)埼玉地方の天気:晴れ

昭和の香り


昨年から昭和の雰囲気のする映画を見て、それがなかなか楽しい。
といっても2本だけだけど、その2本はお気に入りになった。
「カーテンコール」と「三丁目の夕日」だ。

より昭和色が濃いのは「三丁目の夕日」で、これは話題になったから
見た人も多いと思う。

昭和33年が映画の時代設定だから、私はまだほんの子供だったワケ
だが、あの映画に描かれた世界はまさしく自分の子供時代そのままだ。

出来ればスクリーンの中に入り込んでみたい。

で、確かにあの映画に出てくるような大人達が自分の周りにはいたような
気がする。
そして映画に出てくる悪ガキと同じように大人に悪態をついてる自分もいた。
何もかも自分が経験した事を映画にしたような「三丁目の夕日」、
最近の日本映画ではもっとも気に入っている。

そうそう、「カーテンコール」の方で出てくるギター弾き芸人は、スパイダース
の井上孝之さんが演じてるんですね。
どうりでコードの押さえ方が本格的だと思った。



2006年11月7日(火)埼玉地方の天気:晴れ

変だと思っていたら....


先日来どうも体調が変だった。
一昨日あたりから喉が痛いと思っていたら風邪のようで、昨夜は眠れず
に今朝になっても回復せず。
仕事も一段落ついていたところだったので休んでしまった。

前に風邪で休んだのは1昨年の春だったから2年と少し風邪とは縁が
なかったのだ。
その間インフルエンザ患者が大勢いる場所に(仕事で)行っても、移る
事はなかったのに、ここへ来て風邪だ。

幸いそんなに酷い事にはならずに済みそうでホッとしている。
(何せ明日は2ヶ所のお通夜に行かねばならないのだ。)

先週はワイルドワンズの武道館コンサートに感激し、さらに肉筆浮世絵
展で興奮したので、多少の疲れもあったのかもしれない。

でも先週の2つのイベントは収穫が多かった。

ひとつは続けることの大切さ。
もうひとつは本物が持つエネルギーの凄さ。

で、風邪が完全に治ったら再び肉筆浮世絵を見に行こうと企んでいるのだ。
もう一度「本物」のエネルギーに触れたいからネ。





江戸東京博物館の最寄り駅は総武線の
両国駅だ。
この佇まい、何年前から変わっていないのだろう。
私が初めて両国駅に降り立った40年位前も、この
写真と同じ佇まいだったと記憶している。
人や車は増えたけどね。
残して欲しい駅舎だ。
2006年11月4日(土)

「江戸の誘惑」


.....今、江戸東京博物館で開催されている特別展の名称だ。

今日、行って来ました。

ボストン美術館が所蔵する肉筆浮世絵の特別展示会で、こりゃあ
滅多に見られるものではないのだ。

葛飾北斎が大好きな私としてはこれは行かずにいられない。

凄かった。

まず入り口を入って真っ先に目に飛び込んできた北斎の「鍾馗様」の幟。
1805年頃の作品というが、未だに鮮やかな色彩で時の流れを感じさせない。
ホント凄い、本物のもつ迫力だ。

展示されてる浮世絵は北斎作品ばかりではないけれど、それらの絵から
絵師のエネルギーが未だに放出されているようで、私は戦慄にも近い
ものを感じてしまいました。

間近に見る浮世絵の精緻な事。
こりゃ正に本物だ。

で、やっぱり北斎は人気が高いらしく、北斎作品の前は人が多い。

休日で人が多かったから平日にもう一度ゆっくり見たい。

会社休んじゃおうかな。







何年か前のショーで撮影させて頂いた正真正銘
加瀬さんのギター。
ブルージーンという名前は付いているけど、これって
今や「加瀬モデル」と言った方がピンとくるのは私だけ
なのか?
2006年11月4日(土)埼玉地方の天気:晴れ後雨

加瀬さんのギター


...といえばヤマハのブルージーン・モデル12弦と相場は
決まっている?

で、先日の武道館のステージを見てて感じたんだけど、確かに
自分の音を出してるなと....

音を聞いてすぐに弾き手が特定できるギタリストってそういるものじゃない。
日本だったら寺内タケシ、そして私が大好きな三根信宏などが思い浮かぶ
けど、その他は今まであまり思い浮かばなかった。

でも加瀬さんのギターも音だけで分かるなぁと思ったのですよ。
12弦だから分かり易いという事もあるかもしれないけど、じゃあ私がヤマハの
12弦ギター弾いたら加瀬さんの音になるかと言ったら、これは絶対ならないのだ。

テクニックだけではないグルーブ感とか、そういうのってプレイヤーとしてはかなり
大事で、まさしく加瀬さんはそれを持っていると感じたのでした。

ますます弾いて欲しいな。


2006年11月3日(金)埼玉地方の天気:晴れ

武道館のワイルドワンズ


昨日見てきました。
良かったです。

時間にして2時間半以上、たっぷりと見せ、そして聞かせてくれた。
しかも休憩無し。

バンドや歌手の○○周年記念公演なんていうと、その人にまつわる
多くのゲストが出てくるのが常套だけど、この日のゲストはジュリー
と加山雄三のみ。

それも良かった。

ワイルドワンズが40年も続いた理由として、「バンドからスターが出現
しなかったから...」というのは加山雄三の言葉だったが、しかし
ワイルドワンズにはプロデューサーがいたのだ。

それが長く続いた理由だと思う。
この日のライブでもプロデュースが良くて、それが満員のオーディエンス
に感動を与えた理由だろう。

だって40周年記念のライブを武道館でやれるGSが他にいるか!

とはいえ、ひとつだけ気になった事が。
私としてはサポートメンバー無しのワイルドワンズだけの
演奏でもっと多くの曲を聞きたかった。
サポートメンバーに不満があるワケではない。
グルーブ感の違いだ。
あの時代のあの音を、あの時代のグルーブで聞きたかった。
それはワイルドワンズのメンバーでないと出せない音だと思うから....

でも40周年のコンサートとしては大成功だったと思う。
加瀬さんの涙につられて思わずもらい泣きしそうになりました。




武道館〜その2

ジュリー


久しぶりに生ジュリーを見た。
たぶん30年以上前に数回見たピッグのステージ以来だろう。

私の周りにはジュリーファンが多く、噂は聞いていた。
多くの人はジュリーが太ってしまったのがお気に召さないようで、
その事に対する不満ばかりを聞かされていた私の中では、
もっと大太りのジュリーを想像していたのだ。

でも大したことないじゃない。

年齢を考えたらあんなものだ。

もちろんスターとして人前に出るのが仕事だから、「節制して
スタイルを保て」という意見があるのも尤もだ。

でも私としては十分許容範囲だし、何より本人が楽しんでいる
ように見えて、そこのところが良かった。

で、この日は曲が良かった。

「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」をはじめとする洋楽カバー。
そして大幅にアレンジされた「君だけに愛を」や「落葉の物語」など、
どれも良い出来だった。

しかし私は「TOKIO」という歌初めて聞いたな。
この歌をこの日初めて聞いたのは武道館の中で私だけなんじゃ
ないかと思いながら聞いてました。