2006年6月29日(木)埼玉地方の天気:晴れ

ロック


少し前に新たにデジタル・リマスターされたサンタナのサード・アルバムを買ってから、
こればかり聞いてる。

とにかく「ジャングル・ストラット」がやたらに格好いい。

サンタナというバンドを初めて意識したのは映画「ウッドストック」だったけれど、
この時はギタリストとしてのサンタナよりもドラムのマイク・シュリーブの格好良さに
見入ってしまった。

以来、サンタナではマイク・シュリーブのファンだけど、特に「ジャングル・ストラット」や
「バトゥーカ」などのインストで聞けるアンサンブルはあの時代のロックならではだ。

こうして聞いてみると私にとってのロックは60年代後期から74〜75年頃までで、
その後の音楽にロックのエネルギーを感じさせてくれるバンドは少ない。

最近すごく感じてるのは私なりにあの頃のロックをまとめてみたい、という事。
あのエネルギーが爆発してたような時代のロックを改めて聞き直してみたいと
思う今日この頃だ。








知人が送ってくれた写真
こんな風景が自宅の窓
から見えるのは、ひとつの
シアワセというものだろう。
2006年6月26日(月)埼玉地方の天気:雨のち曇り

カッコーの巣の側で


実際に巣があるのかどうか知らないけど、我が家の付近ではカッコーの
鳴き声が聞こえる。

昨日のような曇り空の日曜の午後、カッコーの鳴き声を聞きながらの
昼寝は格別の思いだ。

先日知人が良い写真を送ってくれた。
知人が好きだという額紫陽花の葉にカタツムリがいるものなんだけど、
その写真には「ささやかだけど、カタツムリ的幸せ」という題の短い文が
添えられていて、何かとても良かった。

自宅の窓から見えるというその景色が気になって、知人は何度も覗いて
しまったという。

良く分かるなぁ、その気持ち。

カッコーの声を聞きながら微睡むのも、自宅の窓から額紫陽花の葉にカタツムリ
がいるのを見られるのも極上の幸せだと感じるようになった。

歳なんだろか。





2006年6月24日(土)埼玉地方の天気:晴れ

オフ会


梅雨の中休みを思わせる今日、当サイトとリンクを貼ってるポップ・ステーション
のオフ会があり、私もお手伝いをすべく参加した。

今年の11月2日に日本武道館で開かれる「加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズ」の
40周年記念コンサートに連動してのオフ会だったワケだけど、加瀬邦彦氏にも
来て頂いて貴重な裏話など伺う興味深い内容で面白かった。

このサイトのライブ・コーナーに取り上げてる「新橋第一ホテルのGSショー」の
リポートは、実は当サイトでは高視聴率?を稼いでるページで、あれから6年も
経っているのにもかかわらず、ほぼ毎日のように見てくれてる人がいる。

で、その時のライブではワイルドワンズのステージが凄く良かったんだけど、
今日加瀬邦彦さんの話を聞いていて、ワイルドワンズのステージの楽しさの
秘密が理解できたような気がする。

とにかくお客さんを楽しませる事に一番の重きを置いている。

これは出来そうで出来ない、なかなか難しい事なのだ。

プロが第一に考えなくてはならない事、それはお客さんに満足して帰ってもらう事だ。

そのことに留意して苦心されてる加瀬邦彦という人は素晴らしい。

今日のオフ会では加瀬氏の作品でタイガースが歌ってヒットした「シー・シー・シー」
と、ワイルドワンズでヒットした「想い出の渚」を歌ってくれて、会場は大合唱になり
参加者は大満足だったと思う。

11月2日の武道館コンサートに向けて目下の所は楽しいアイデアを練っている事と
思うが、唯一現役のGSとして頑張って欲しいと思う。



2006年6月21日(水)埼玉地方の天気:曇り

ビール


暑くなってきた。

こうなってくるとビールが美味い。

私はアルコールには強くないので飲む量は少ないが、それなりに味は
分かり、好みもある。

先日スーパーのビール売場の前で何を買おうか物色してたら、後ろから
若い女性に声をかけられた。

「ビールのお好みは何ですか?」と聞くのだ。

私は簡単明瞭に「黒ラベル、エビス、モルツ、そして君」と答えた。

するとその女性は「我が意を得たり」とばかりにニコニコして、「今日はモルツの
プレミアム・ビールのご案内をしてます」と言うのだ。

ビールを買うとビールが美味しく飲めるコップをサービスしてくれるという。

私はサービスと若い女の子に弱い。

即答で「では買いましょう!」と力強く答えたのだ。

で、まあ飲んでみたんだけど、私には普通のモルツの方が良い。
それにサービスのコップも色付き不透明なもので、中身が見えない。

飲食物にはビジュアル的なものが味覚に影響を与えるケースも多い。

そういう意味ではこのコップは失格だ。

コップではいけないのだ、グラスでなくては...

まあどちらにしても美味いビールが飲みたいね。
濃くて芳醇なヤツ。







ニコンD70Sで撮影
撮影時の補正はしていない
けど、フォトショップで補正。

2006年6月17日(土)埼玉地方の天気:曇り時々晴れ

久々の...

完全休養日だった。

幸い我が家の近辺は梅雨の中休み状態で、久々の休日をゆっくり過ごす事ができた。

この時期はどうしても紫陽花が気になる。

ムラサキ色の花は何故か私の気を引くのだ。

カメラぶら下げて近所の植物園に行くと見事に咲いてました。

紫陽花はどれも好きだけど、特に好きなのが清楚な感じがする「額紫陽花」
といわれてる花。

もう10年以上にわたってこの紫陽花を撮り続けていて、その総数は軽く1000
枚を越えてると思うけど、デジタル時代になって経済的には楽になった。

なんてたってフィルムを買わなくて良いからね。

というワケで上の写真は今日の収穫。

この状態だと完全開花が期待される来週、また行かねばならない。


2006年6月15日(木)埼玉地方の天気:曇りのち雨

ムーン・リバー


とても好きな歌だ。
オードリー・ヘップバーンが主演した「ティファニーで朝食を」という映画の
テーマなのはご存知の通りだ。

いろいろな人がカバーしてるけど、映画の中で聞けるオードリーの歌が一番だ。

決して上手いといえる歌唱ではないけど、味わいが良い。

ヘンリー・マンシーニがオードリーの声域を考慮して1オクターブの中で
書き上げたという事だが、技巧的になる事なく流すように歌うオードリー
が素晴らしい。

他のところでも言ったけど、ジョニー・マーサーの叙情的な詞とマンシーニ
のメロディがピタリと合った傑作だ。

映画の冒頭でオードリーがパンを食べながらティファニーのウィンドウを
眺めるシーン、バックにはオーケストラが演奏する「ムーンリバー」が
流れ、私が大好きなシーンのひとつだ。
最近こういうお洒落な映画がないね。

蛇足だけど、キャピトル・レコードはこの曲の作詞者、ジョニー・マーサー
が設立した会社だ。
あまり知られていないけど......






1991年発売の私のお気に入り作品。
サントラだけど音楽作品としても十二分の
内容で、私は一級ヴォーカル・アルバムだと
思っている。

2006年6月13日(火)埼玉地方の天気:曇り

イン・マイ・ライフ


説明の必要もないビートルズの名曲だけど、この曲の詞を読む(もちろん
邦訳)と、若きジョンが良くもこんな詞を書いたと感心させられる。

私が読んでる邦訳がオリジナルの原詞の意味を損なう事なく訳してるのか
不明だが、大きな逸脱はないように感じる。

良い詞だ。

ビートルズの演奏ももちろん素晴らしいが、私のお気に入りは上記にジャケット
写真を掲げたベット・ミドラーのものだ。

ベット・ミドラーはもともと素晴らしいシンガーだけど、こういう曲の表現力は
抜きん出ているように思える。

ちょっと疲れた時や落ち込んだ時など必ずコレを聞く。
スカッと元気になれるワケではないけど、不思議に心が落ち着く。



2006年6月10日(土)埼玉地方の天気:曇り

レコード300枚


処分した。

ここ数年にわたって友人などからタダでもらったレコードやLDなど300枚位
を先日処分した。

くれた人達も処分のつもりで私にくれたので、「後は好きにしてくれ」というものだった。

もらった物だから私が好きではないアーティストの作品も多く、それでも「いつか
は好みが変わって聞くかもしれない」、と思っていたし、何よりも音楽のソフトを
捨てるという事に抵抗があって持ち続けていたのだ。

しかし、やはり好みは変わりそうもない。

ローリング・ストーンズ、ザ・フー、バッド・カンパニー、フェイセズなどをはじめとする洋楽、
そしてガロ、かぐや姫、沢田研二などの邦楽ものなど約300枚のLPと、LD、そして未発表
ライブ音源などで、中には貴重なものなども含まれていた。
ヤフオクに出す事も考えたけど面倒なのでやめた。

一部は私のホームページに来てくれてる熱心な方に差し上げたけど、大半はゴミとして
処分した。

これで多少はスッキリしたけど、まだ欲しいCDなどたくさんある。
もっとスペースが欲しいなぁ。





2006年6月5日(月)埼玉地方の天気:曇り時々晴れ

スケベな.....


といっても誤解なさるな。私の事ではない。
ギター弾きの事だ。

演奏を聞いていて、「この人スケベだなぁ」と感じさせるギタリストがいる。
私にとってその最筆頭は三根信宏さんだ。

この事は三根さんご自身が他の人にも言われた事があると、どこかのライブの
時に語っていたから、私だけの思いではないようだ。

スケベというのは一般的に言えばマイナスイメージなんだろうけど、演奏がスケベ
だというのは勲章のようなものだと思う。

技術的に巧いとか下手だとか、評価の方法はいろいろあるが、それ以外の表現で
語られる音楽家は凄い。

ましてや「スケベ」のレッテルは最高で、無味乾燥な早弾きなどより
人を惹き付ける力は大きい。

「スケベ」を堪能したい人、一度聞いてみたら.......