2005年9月29日(木)埼玉地方の天気:晴れ

秋葉原


今日の昼間所用で秋葉原のヨドバシカメラに行ってきた。
まだ開店したばかりの店だけど、大きかった。
ウロウロ歩き回って疲れてしまいました。

昔から秋葉原には良く行っていた。
仕事で電子部品購入に行き、また自分の興味でオーディオなどの新製品を見に
良く足を運んだものだ。
最近はフィギュアの街になってしまい興味が薄れてしまったが、でも行く機会は
それなりに多かった。

でも世界的にも有名な電気街とは駅を挟んで反対側にオープンしたヨドバシカメラ
の出現によって人々の流れは完全に変わるだろう。

それにしても大きな店だった。
大きいからといって売っているモノが特別なワケではないが、今までの秋葉原には
なかった新しいタイプの店である事だけは確かだ。

上の方の階には私には嬉しい大型書店、そしてタワー・レコードまで入っているので、
いざという時にはアチコチ歩き回らなくても1カ所で用が足りてしまう。

オーディオ・フロアも大きくて品数豊富。
しかし最近は小型スピーカーでも豊かな音がしますねぇ。
クォードの小さなスピーカーが鳴っているのに最初はそれと気付かず、大型スピー
カーが鳴ってるのかと思いました。
今、私が使ってるJBLのラッパも充分に良い音だけど、ああいう所で高価な品を
眺めてると欲しくなってしまう。

これから行く事が増えそうな店だけど、A&Vの売場がちょっと変わってた。
雰囲気で言うとビックサイトや幕張メッセなどで良く見かける展示会の感じ。
各メーカー毎にブース状の作りになっているので、今までのように各社の製品が
一堂に並んでいるワケではない。
だから比較検討がやりにくいのだ。
お店に行ってから各社比較しながら買う品物を決定したいという、大多数の消費者
の思いとは違う店作りかもしれない。

首都圏に住んでる方は一度行ってみると面白いかもしれません。

2005年9月25日(日)埼玉地方の天気:曇り(強風)

深夜特急


連休の1日、本を買いに大型書店に行った。
私がいちばん好きなのは旅紀行ものだが、文庫で出てるその類の本は読んで
しまったものが多くて、なかなか好みに合う本が見つからない。
文庫本って単価が低いから安心して「あれもこれも」と抱えてレジに行ったら、
結構高くて驚きました。
そりゃそうですね。「チリも積もれば山になる」を忘れてました。

深夜特急は沢木耕太郎の作品で、昔私が腰を悪くして寝込んでいた時に辛い時間
を忘れさせてくれた本だった。
文庫本で全6巻位だったと思うが、アッという間に読破してしまった。
後に俳優の大沢たかおを主人公にして、セミ・ドキュメンタリーみたいな感じで
映像化されたのも大変に面白く見る事ができ、ビデオにも録った。

で、最近スカパーでその映像を放送してるのだ。
しかも過去に放送された本編に1時間弱のメイキングが付けられていて、
それもとても面白い。
東南アジアやインドの旅行記ってテレビで放送される事が少ないから、再放送とは
いえメイキング付きで見られるのは嬉しい。
できれば自分もああいう放浪の旅をしてみたいが、今となってはもう遅い。


以前仕事でドイツに行った帰り、モスクワの空港で偶然に仲良くなった
中国人とカナダ人がそれぞれアメリカやヨーロッパに放浪の旅に
出るのを羨ましく見送った事がある。

今更海外の放浪旅は出来ないけど、大した計画も立てずに
フラッと国内一人旅にでも出たくなった。





9月21日に発売された2枚組DVD。
3時間40分にわたって貴重な映像やインタビューが満載。
発売日にレコード店に足を運ばなくても2割引で入手できて
しまうのは有り難い。
2005年9月21日(水)埼玉地方の天気:曇り

ジミ・ヘンドリックス


アマゾンに注文してあったジミ・ヘンのライブ・アットウッドストック〜スペシャル・
エディションが届いた。
楽しみにしてたDVDだ。

1999年に装いも新たにリリースされたかに見えたライブ・アット・ウッドストックの
DVDも実際には従来品LDの焼き直しみたいなものだったので、今回のような
セットが出るのを待っていたのだ。
案の定、2枚組で音声フォーマットもドルビー・デジタル5.1とdtsで収録されてる。
待ったけれど、待った甲斐があった。
2枚組で約3時間40分、タップリとジミの演奏と貴重なインタビューなどが楽しめる。

何と言っても嬉しいのは今まで未見だった「ラヴァー・マン」「フォクシー・レディ」、
「ヘイ・ジョー」などの映像が見られる事だ。
それにLDの粗末な音に比べ格段に音も良く、60年代後期仕様のストラトの音が明瞭
に聞き取れるのも、私にとっては身震いものの感動なのだ。
それにしてもジミの白いストラトがカッコイイ。(本当は白ではないんだけど、映像で見ると
殆ど白だ。)

今日届いたばかりなのでまだ少ししか見てないが、16ミリ・フィルムによって記録された
別アングルの映像も興味深い。

ウッドストックの映像や音ってジミのものばかりが目立つけど、他のアーティストのものも
是非見てみたい。
昨年末にサンタナのステージの模様がCD化されたけど、ホセ・チェピート・アリアス、
マイク・シュリーブ、マイク・カラベロ、グレック・ローリーなどを従えたステージはやっぱり
素晴らしい。

他のアーティストの音や映像、何とかならないものかと思う。


2005年9月18日(日)埼玉地方の天気:晴れ

夜空


中秋の名月だ。
今夜は月がとっても青かった(青くはなかったけど・・・)から高倍率双眼鏡
を持ち出して月を眺めた。
キレイだった。

ずっと昔から写真撮影が出来る手頃な天体望遠鏡が欲しいのだが、その前
にギターを買ったりオーディオ装置を買い替えたりしてしまうので、いつも
望遠鏡に回せるお金がない。

今夜はゆっくり夜空を眺めてみた。
月はキレイだったけど星はほとんど見えなかった。
“降るような星空”を一度見てみたい。
先日バリ島の紀行本を読んでいたら「凄い空」という言葉で満天に輝く星空を
表現していたが、そういう夜空を見てみたいという願望をずっと持っている。

私の母親の話によると、千葉出身の母が若い頃には、それこそ眩しいくらいの
星空が見られたという。
今、関東の平地からそういう星空を見るのはほとんど無理だが、一度どこかで
そういう満天の星空を眺めてみたい。

「エストレリータ」という曲がある。
澄んだ夜空に瞬く星のことを歌った名曲だ。
今から80年も前にメキシコのマヌエル・ホロンセという人が書いた美しい曲で、
クラシック系ギタリストなど多くのミュージシャンがカバーしてるが、私のベストは
スタンリー・ブラック・オーケストラの演奏。
星に関する曲ではディズニーの「星に願いを」、そしてナット・キング・コールが
歌った「スター・ダスト」と共に私のベスト・スリーなのだ。

そうだ、今日は中秋の名月でしたね。
月の曲も挙げておかねばなりません。

それはもう古いけど「月光値千金」、「ムーン・リバー」、「ムーンライト・セレナーデ」
「ペーパー・ムーン」など、結構いろいろありますね。


2005年9月17日(土)埼玉地方の天気:晴れ

一気に秋の気配


ここ数日我が住まいの方では急に涼しくなり、今朝方寒くて目が覚めて
慌てて毛布をかけるという、一気に秋の気配になってきた。
しかし日中はやや暑くまだ夏の名残を感じさせるに充分で、サイクリング
で汗を流した後に食べるかき氷が美味い。

そして夕方。
「よし!今日はいっちょう美味いカレーを作ろう」というワケでカレー作りに
とりかかった。
私が作るのはゲキ辛のシーフード・カレーで、従って肉は入れない。
いつもの手順で進めてルウを割り入れてビックリ。
なんとビーフ・シチューのルウを入れてしまったのだ。
何という不覚だ。
しかし入れてしまったものは仕方ないので、そのまま肉の入っていない
何とも間抜けなシーフード・ビーフシチューを食べる事になった。
不味くはないが決して美味いとも云えない微妙なビーフシチューで連休
の初日を終わらせたのだ。

で、話変わって、リンダ・ロンシュタットのライブラリーを作りました。
私は大のリンダ好きと自負してますが、食指が動かないアルバムもあり、
そういうアルバムは当然所持していないので完全なライブラリーというワケ
には行かないが、少しずつアップしていきたいと思っております。


2005年9月11日(日)埼玉地方の天気:曇り後雨

クリーム再結成ライブ


昨日の夜スカパーでやっていたのを見た。
結論からいうと「どうも?」であった。
最初に告白すると私はクラプトンが好きではない。
いや、昔はそれなりに好きだったから全く聞かないワケではないのだが、
デレク&ドミノス以降は聞かなくなってしまった。
クラプトンのブルース・アルバムとして売れたらしい「フロム・ザ・クレイドル」
も中古で500円位で買って聞いてみたが、1回聞いただけでお蔵入りとなった。

だから私もクラプトンを聞いていた時代のクリーム再結成ライブに対しては
興味があった。
でもクリームみたいなバンドはオジサンがやるバンドではないようだ。

私がかつてのクリームに大して感じてる最大の魅力は、対等(と思われる)3人
が繰り広げる丁々発止のバトルであった。
激しく緊迫感の伴うステージの模様はレコードを通して聞いてるだけで、その
熱さが伝わってくるようなリアリティがあった。
だが今回の再結成ライブを見てて、そういうバトルは若いミュージシャンにこそ
出来るものだと痛感した。

淡々とプログラムが進められる懐かしのクリーム・ナンバーは、あの時代を知る
私にとってそれなりには楽しかったが、同時に「これはクリームではない」という
感じも持ってしまった。

ジャズやブルースには円熟の魅力があるが、ロックに円熟はないのかとも思う。



チェット・アトキンスがプロデュースした
1972年作品。
チェットのギターを聞く事は出来ないけど
隠れた名盤といって良いと思う。

Collector's Choice Music
DRC 13654
2005年9月3日(土)埼玉地方の天気:晴れ

アニタ・カー・シンガーズ


とても好きなボーカル・グループだ。
チェット・アトキンスが好きな方だったら御存知だと思うが、チェットの
プロデュースの元で何枚かの録音を残している。
チェットのプロデュース作品がどれほどあるのかあまりに情報が乏しくて
良く分からないのだが、
私が持っているのは本作とヘンリー・マンシーニ作品を叙情豊か
に歌い上げた傑作「We Dig Mancini」の2作だけだ。
だがその2作共にとても素晴らしい。

「We Dig Mancini」の方は本サイトでも度々登場するので、チェットのページ
を見て頂いてる方はもう耳にタコかもしれない。

で、本作の内容はというと、まあ言ってみれば彼らの「カントリー・アルバム」
という事ができるかもしれない趣きの1972年作品だ。

本サイトでも紹介済みの「ナッシュビル・スターズ・オン・ツアー」でも歌われてる
「Night Train To Memphis」はこの作品に収録されている。

その他個人的には「You Don't Know Me」「Near You」「I'll Hold You in My Heart」
などが素晴らしい出来でウットリさせられる。

残念ながらこの作品でチェットのギターを聞く事は出来ないが、どこかチェットの
ギターとオーバーラップするような雰囲気が滲み出ている。

優しく癒される極上の音楽だ。
CDで入手可能。