2005年7月30日(土)埼玉地方の天気:晴れ

連番か、バラか


宝くじの話だ。
昨日銀座を歩いていたら数寄屋橋の宝くじ売場には長い行列が出来ていた。
1番の窓口が人気が高いようで昨日はそれほどでもなかったが、ひどいときは
有楽町マリオンの方まで行列が伸びている事がある。
そうなると1時間待ちは必至だ。

待つ事が嫌いで、その上行列が嫌いな私はなるべく空いてる窓口で済ませてしまう。
今回のサマージャンボは既に購入済みだったので、昨日の行列は高見の見物
状態だったが、あんなに大勢の人達が買っているのだから“当たり”が出て当然だ。

宝くじを買う時になるといつも思い出す事がある。
それは昔付き合っていた女性、現在の言葉で言えば“元カノ”という事だけど、
一緒に宝くじを買いに行って軽くモメた。
それまでの私は必ず連番で買っていたのだが、バラを買えというのだ。
連番を買うのは“前後賞”の事を考えての事だったが、元カノが言うには
「バラなら1等が2本という可能性もある」というのだ。
私はしばし絶句したけど、なるほどそういう考え方もあるのかと妙に納得し、
その後の私は連番とバラを買うようになった。
買う枚数はその時の財政状況によるけど、あまり多くは買わない。

で、当たったらどうするか。
まず、ギター買ってそれを並べるケースも作って、後はホームシアターとオーディオ
に金をかけたい。
しかしその後が思い付かない。
普段小銭ばかり数えていると、ゼロがたくさん並んだ金額の対応に苦慮する。
まあいいか。
どうせ当たるわけないもんな。

昨日有楽町駅周辺で宝くじ販売に駆り出されたキャンギャル(でいいのかな?)が
大声で言っていた言葉が良かった。
「持っていなければ当たりませんよ〜」、だって。

当たり前だろ!
そんなこと分かってら〜
小娘にそんなこと言われたくないわい。


2005年7月29日(金)埼玉地方の天気:晴れ

写真展


今日の午後強い日射しの中、有楽町の交通会館まで行って来た。
この建物のなかに「コンタックス・サロン」なるものがあって、ちょっとした写真展を
やっていたのだ。
「平日の日中にそんなものに行けていいなぁ!」などと言うなかれ!
私にとってはこれも立派な仕事のひとつなのであるから。

この写真展に出品されてるものはみんなプリンターで出力されたもののようで、
グッと顔を近づけて“アラ”を探そうと思ったけど、実にきれいなものでケチの付けよう
がなかった。
時代の変化を感じる。
私自身もたいがいの写真はプリンターで出力して、その結果に不満はないが、
不特定多数の“うるさ方”に見せる大型写真もプリンターによる出力で不満のない
結果が出せるのだ。

デジタルで撮って自宅プリント。これが今後の写真趣味の主流になるのかもしれない。

けど音楽は未だアナログの方が音が良いぞ!
どうしてだろ?



2005年7月17日(日)埼玉地方の天気:曇り時々晴れ

盛夏


まだ梅雨も明けていないのに“盛夏”はまだ早いだろうと仰る向きもあろうかと
思いますが、まあそこはカタイ事言わないで、言わせて下さい。
好きなんですよ。この言葉。
暑中見舞いのハガキに書く時以外には使う事がないけど、こういう良い言葉が
日本にはたくさんあるような気がする。

ところで上の写真は北海道の美瑛付近で撮影したロール・ベールだ。
これは決して北海道特有のものではないけれど、旅行会社の北海道ツアーパンフレット
などに良く使われたりして、北海道のイメージが強い景色だ。

私もこの景色が好きでこういう景色に出会えば必ずシャッターを切るが、天候や周囲の
景観などが見事に揃うという事は滅多にない。
この日もたまたま雲が出てしまって清涼な北海道のイメージが損なわれた
感じがするけど、けっこう好きな写真なのだ。

今日の我が家の付近はジットリと暑くて、自転車に乗って外出したらハンドルが汗で
濡れて手が滑って危険な状態になった。
そんな時は上の景色のような所を爽やかに走りたい。
そろそろ富良野ではラベンダーがキレイになる頃だが、思い返してみればもう何年も
ラベンダーが綺麗な時期の富良野には行っていない。
金とヒマがあれば明日にでも旭川行きの飛行機に飛び乗りたいが、今の私にはその
両方ともないのだ。
寂しい事である。

2005年7月15日(金)埼玉地方の天気:晴れ

肺活量


昨日は年に1度の人間ドックだった。
結果が出るのはまだ先の事だけど、私が行く所には肺活量測定の名物オバサン?
がいて、いつも笑いを堪えながらやる。
しかし肺活量の測定を笑いを堪えながらやるのはなかなか大変なのだ。
肺活量の測定ってちょっとしたコツがあって、それを把握してしまえばそれなりの
結果は出るようなのだが、以前のバリコンのお化けのような(水を使った)測定器
と違って、最新の機械では以前にも増してコツが必要なようだ。

件のオバサンは、受診者の年齢や体格に応じた最低限の数値が出ないと満足
出来ないタチらしく、何回もやり直しをさせられる事があるのだ。
しかし肺活量の測定って何回もやってると体内が酸欠状態みたいになって、
回数を重ねる度に結果が悪くなっていくように感じる。

そのオバサンが何故面白いかというと、自分も「ハァー」とか言って大きな声を
出しながら受診者と一緒になって力むのだ。
その声が順番を待つ受診者のいる通路にまで良く聞こえてきて、なんとも可笑しい。
だけど来る日も来る日もそうして検査をしてるワケだから、大変なものだと思う。
一日の仕事が終わったらぐったりしてしまうのではないかと心配してしまう。
幸いにして私は自分の“ノルマ”を一発クリア出来たので良かったが、やはり何度も
やり直しさせられてる人がいた。
気の毒なことだ。

私はそういう可笑しさに特に敏感なようで、順番を待ってる時からもう可笑しくて、
可笑しくてニヤついてしまうのだけど、でも緊張してしまいがちな環境の中で
そういう可笑しさがあるというのは良いことなのかもしれない。



2005年7月14日(木)埼玉地方の天気:曇り時々小雨

家庭内価格


前回のたわごとでギターの値段の事について書いた。
そしたら大阪の方からありがたい言葉を教えて頂いた。
それは「家庭内価格」というのだそうだ。
しかも私が付けてる家庭内価格の3万円というのはどうもギター愛好者の間では
“相場価格”のようで、3万円という虚偽報告・・・イヤ、家庭内価格を付けてる人は
多いようだ。
つまり3万円位だったら文句を言われないと思っている、という事なのだろう。
考えてみれば浅知恵だと思うが、これはもうこれで通すしかない。
それが男というものだ。(もっと違うところで男を主張しろってか?)
まあ良い。大目に見よう。(見てもらおう・・・かな。)

しかし他にも欲しいギターはたくさんある。
その第一候補はブロンド・フィニッシュ/メイプル・ネックのテレキャスターだ。
私にとってはテレキャスターといえばこの色だ。
欲しいけど今さら安いのは欲しくないし、と、先立つモノが無いのに要求だけは
本物志向だからタチが悪い。

でも“ギター欲しい病”にかかってる人はみんなそうですよね。
“ウン”と言って、お願いッ!

2005年7月9日(土)埼玉地方の天気:曇りのち雨

ギターの値段


このサイトに来てくれてる人はギター好きの方が多くて、メールをくれる方も多い。
必然的にどんな音楽が好きか、どんなギターを持ってるかなんて話題になる事が
多いが、皆さんかなり良いギターを持っておられるようだ。

そのような良い・・・・言い換えれば、高いギターを買った時には家族に正直にその
金額を言うのだろうか。

私は言った事がない。
私が持ってるギターはフェンダーのストラトもジャズマスターも、グレコの335モデルも
すべて3万円だ、・・・・・・という事になっている。
かなり昔の話だが新しいギター(約10万円)を買った時にも3万円と、母に虚偽報告を
したら「お前のギターはみんな3万円だな!」と言われて肝を冷やした事があったが、
深く追求される事はなかったので、ずっと3万円で通している。

またそれとは別の機会に1959年頃のフェンダー・ジャズマスターを買って持ち帰ったら、
そのギターを見て母親が言うには「ゴミ箱から拾ってきたようなギター」との事だった。
そんな“汚い”ギターに10万円以上も出したと言ったら卒倒するに違いないから、
正直に言わなかったのは正しい選択なのだ。(ちょっと無理があるかな?)

私の家族に限らず、ギターを弾かない人にとってプロでもない普通の人間がギターに
10万円も20万円も出すという事は信じ難い事のようだ。
ましてや1950年代のストラトが100万円以上もするなんて信じられないに違いなく、
だから「言わぬが花」、「聞かぬが花」というものなのだ。

従って(かなり回り道をしたが)先日購入したピックギターも3万円なのである。
しかし、あれは良いギターですぞ。
音も良いしアコースティック・ギターとしてはメチャクチャ弾き易いのもかなり嬉しい。
最近はまたギターを弾くのが楽しくてしょうがない。





1964年といえば東京オリンピックの年だ。
日本が元気だった頃で、画面にも活気が溢れる。
2005年7月5日(火)埼玉地方の天気:曇りときどき晴れ

「駅前女将」で大笑い


このところずっと東宝映画の「駅前シリーズ」を見てる事は前にも書いたけど、
昨夜は「駅前女将」(1964年作品)を見て久しぶりの大笑いをしてしまった。
あんなに笑ったのは何年ぶりだろうと思うくらいに、
それこそ「腹の皮がよじれる」程に笑った。

前にも何回か見てるから決して初めてというワケではないのに大笑いしたのは、
やはり昔と感覚が変わったのだろうか。

映画の舞台は1964年の東京・両国。
そこに住まういつものメンバーのいつものドタバタ劇ではあるけど、
これがかなり面白い。

私が特に大笑いしたのが森繁・フランキーの両人が良く行く中華屋でのシーン。
この中華屋「味は良いが衛生面に問題有り」という店で、店主を山茶花究が演じている。
カウンター席に森繁・フランキーの両人が座り話をしてると、カウンターの中で
山茶花究が調理をしながら手鼻をかみ、フランキー注文の酒を出す時には
汚れたコップを手で拭き、さらに息を吹きかけてゴミを飛ばそうとする有様。
それを見てイヤな顔をする森繁のリアクションが抜群で笑いを誘うのだ。
本来なら見過ごしてしまう人もいるかもしれないシーンだが、こういう細かい所にまで
細心の注意が払われた演出が実にニクイ。

今から40年も前の両国が舞台というのも興味深い。
今では両国といえば駅の近くに私が大好きな江戸東京博物館があったりして
かなり大きな町だけど、この映画の中の両国はどこかの地方都市といった風情で
実に懐かしい。

脇を固める女優陣も素晴らしい。
怪しげな日本語を駆使する淡路恵子、そして森光子、さらに森繁が思いを寄せる
淡島千景の美しさ。
フランキーの恋人役の池内淳子など芸達者が揃ってる。
とてもオススメしたい1本です。




知らない人もいるかもしれないけど、この箱の
中には直径2〜3cm位のシャーベットの球体
が入ってる。
味は4種。
リンゴ、ブドウ、桃、オレンジ&マンゴーだ。
サッパリと美味い。
2005年7月3日(日)埼玉地方の天気:曇りのち雨

好きなもの


かなり前の話だけどテレビ番組の企画で「冷蔵庫の中に欠かせない物」
という質問を何人かのタレントにして、その答えが結構面白かった。
こういうのって下手な質問よりもずっと面白い回答が引き出せる。

で、じゃあ私の場合は何かと考えてみた。
まず「シャウエッセン・ソーセージ」、それと明治チョコレートの「ブラック」の
ひとくちサイズ。
でもこの2点については浮気もする。
たまに“チョリソー・タイプ”のソーセージにしたり、チョコレートもイタリアの
“ロシェ”を買ったりする。

で、終始一貫同じ物がいつも冷蔵庫にある、というのはグリコの「アイスの実」
と、イタリアン・ロースト・タイプのコーヒー豆だ。

「アイスの実」は美味い。
スゴ〜〜く気に入っている。
あまり甘過ぎない、果実の味が濃い、そして最も大切な事だけど、好きな
分量だけ食べられる。
好きな分量が食べられるというのは便利だ。
アイスクリーム1ヶ、或いはかき氷1ヶでは多いという事が良くある。
そんな時に好きな数、1ヶでも3ヶでも5ヶでも食べて残りを保存して
おけるのがとても良い。

あとイタリアン・ローストのコーヒー豆。
これも欠かした事がない。
これを毎晩食後にガリガリと豆を挽いて飲む。
これが止められない。
今まで何年もこの豆を買っていたのについ最近知った事なのだが、イタリアン・
ローストとアイス・コーヒーは同じ豆なのだそうだ。
これは私がいつも買っている店での限定的な話かもしれないけど、じゃ今まで
夏になるとアイスコーヒーとホットで飲むコーヒー豆を別々に買っていた私の
立場はどうなるのだ・・・・と言いたかった。
もっと早く教えてくれれば無駄な買い方をしなくて済んだのに。

こういう話って飲んでる時なんかの無駄話としては結構面白い。
とても盛り上がった経験があります。






遂に買ってしまった念願のピックギター。
ハンドメイド品なので市場にはあまり出回っていないが、
丁寧に作られた一品で素晴らしい出来。
一生付き合うのに相応しいギターだ。
2005年7月2日(土)埼玉地方の天気:曇り

ギター買ってしまった


遂に買ってしまった。
ピックギターだ。

ギターの事をあまり知らない人でも“エレキ・ギター”と言えばどんな
ものか大体見当がつくと思うけど、“ピック・ギター”は分からないと思う。
詳しい説明は面倒なので「百聞は一見にしかり」というワケで、
上記の写真がピックギターだ。

昔、上方漫才の「かしまし娘」が使っていた。
それをテレビで見て、漫才の面白さよりも「あのギターいい音してるな」
なんて思ってて、いつかはオレもあんなギターが欲しいと思い続けてたのだ。

そして苦節ウン十年!
遂に手に入れた。

まだ塗装のラッカーのニオイがする新しいギターだから、まだ鳴っていない。
だけど、これを自分の手で育成していくのだ。
これがまた何とも楽しい。
しかし、1975年頃に入手したフェンダーのストラトが鳴り出したのが最近の
事だから、買ったばかりのピックギターが本格的に歌い出す頃は、
私はジジイになってしまう。
でもそれも良いではないかと思う。

それまでジャンゴやチェットなどの、私にも出来そうな曲を見付けてポロポロ
楽しみながら弾こうと思う。