わざわざアメリカから取り寄せた2000年の
ライブ盤。
昔とサウンドは変わってしまったけれど、男っぽい
骨太感は健在で、私は楽しめた。
2005年6月29日(水)埼玉地方の天気:雨のち曇り

チャーリー・ダニエルズ・バンド


いやァー、またひとつ歳をとってしまったけれど、何だか自分の身辺は少しも
変わらず毎日淡々と時が過ぎていくのは、きっと・・・・良い事なのだろうと思う。
・・・ようにしている。
もうこの歳になると誕生日の感慨なんてものはないですね。
忙しさに紛れて自分の誕生日さえ忘れてました。
あっ、でもプレゼントは今からでも遅くないです。(笑)

でも間隙を縫って音楽は聞いてます。

チャーリー・ダニエルズ・バンドって知ってますか?
日本ではこの手のバンドって人気がないですね。
でも私は大好きです。
上記のアルバムも国内ではなかなか見かける事が出来ずに、
アメリカから取り寄せました。
2000年のライブだから音は昔と違うけれど、でも結構楽しめましたよ。
このバンドはオールマンとサウンドは違うけれど、インスト・パートが結構多いという部分
では似たところがある。
このライブでも「サイドワインダー」なんてインストがカッコイイし、オールマンの
「エリザベスリードの追憶」を取り上げてるのも興味深い。

日本で人気が出ないのはやっぱりビジュアルでしょうかね。
チャーリー・ダニエルズってデブだからね。
それに音が男っぽい。
なぜか男っぽい音のバンドって日本では人気が出ないような気がする。
デブという事に関して言えば、チャーりーと同体型だったマウンテンのレスリー・ウエスト
も良いギタリストだったのに人気は今ひとつだった気がするから、
やっぱりビジュアルは大切なのだ。

しかし、私はビジュアルって一向に気にしない。
良い演奏をしてくれれば充分だ。

チャーリー・ダニエルズ、一度聞いてみなはれ。(女性は聞かない方が良いと思う。)


2005年6月25日(土)埼玉地方の天気:晴れ

リンダ・ロンシュタット


この人が大好きだ。
いろんな歌手が好きだけど女性で一番好きなのがこの人だ。
最近は往年のような元気がないし、音楽傾向も変わってしまったけれど、
全盛期のこの人のアルバムを聞き返してみると、どれも完成度が高くて甲乙
付け難いのに驚かされる。

私が特に好きなのは初期から1982年の「ゲット・クローサー」あたりまでだけど、
前にも言ったようにホントどの作品も高品質だ。

ただライブがないのが残念だ。
私個人の事を云えば、1973年頃に買ったブートとその2年後位に買った
2枚組ブート。
そして日本公演の模様を収めたFM音源のライブ。
あと1977年のライブを収録した映像を持っているが、どれもオフィシャル盤ではない。
その部分がちょっと残念だが、特に1973年頃に買ったブートは演奏状態も、録音も
ブートとしては悪くなく、大切な1枚になった。

数あるアルバムの中で特にオススメを強引に選ぶとしたら、
「悪いあなた」(Heart LikeA Wheel、1974)かな。
「You're No Good」が良いし「When Will Be Loved」などのナンバーでハツラツ・リンダ
の声が聞けて嬉しい。
私のベスト・トラックは「The Dark End Of The Street」。これには参る。
リンダならではの歌唱で大のお気に入りナンバーになった。
あとハンク・ウィリアムス・ナンバーの「I Can't Help It」だ。
今でもこの曲のイントロのペダル・スティールを聞くと元気になる。

まあ“たわごと”で長々と書いてもしょうがないので、いずれリンダのライブラリーをアップ
する予定で準備を進めてます。

2005年6月22日(水)埼玉地方の天気:雨のち曇り

ベンチャーズ


このサイトの中でも書いた事があるけど、日本で開催されるエレキ関係のイベント
では必ずと言っていいほどベンチャーズ・ナンバーが演奏される。

先日ちょっと行ったライブハウスでも、ハウスバンドがベンチャーズやシャドウズの
ナンバーをたくさんやった。
しかし私としてはこれはちとツライ。
何故日本のエレキバンドはベンチャーズ、しかもモズライト時代のヒットナンバー
ばかり演奏したがるのだろう。
大ヒットしたから・・・というのが最大の理由だろうけど、楽曲的にも技巧的にも
モズライト以前のフェンダー時代の方が面白いと思うのは私だけだろうか。

何年か前にノーキーが参加したベンチャーズのライブを見た事があるけど、会場を
埋めた多くのファンの熱狂ぶりとは裏腹に私は大いにがっかりした。
その後あるイベントに単独参加したノーキーのステージをリハーサルの段階から見た
事があるが、この時も古いベンチャーズナンバーを演奏してるノーキーに覇気は
感じられず非常につまらなかった。
唯一カントリー的な楽曲を演奏した時だけ輝いて見えたのは、私の目の錯覚だろうか。

「そんな事言うならお前がやれよ!」って事か。



紫陽花がキレイだ。
近所にある公園のあじさい通りで
は微妙に色の違う紫陽花が満開
であった。
今日は比較的天気が良かったの
が紫陽花の撮影には逆効果だっ
ような気がする。
小雨でも降ってくれればもっとシッ
トリした写真になったのに。
ニコン、D-70S
2005年6月19日(日)埼玉地方の天気:晴れ時々曇り

赤い335


と言ってもギターが好きな人でないと何を言ってるのか分からないと思うけど、
ずっと昔からこのギターが欲しい。

ギターを楽器屋で初めて買ったのもメーカー不明の335モデルだったし、その後
グレコの335モデル、エピフォンのリヴィエラ(共に売却済)とセミアコを使って
きたけど、赤いヤツは一度も手にした事がない。

現在使っているのもグレコのスーパーリアル・シリーズの335モデルのサンバーストで、
これが実は素晴らしい出来で満足してるんだけど、やはり“初恋”の赤は忘れられない
彼女のようなもので、いつも心の片隅にいるのだ。

先日ヤフーオークションでリイシューものの赤い335が出品されてて、一応入札
したけど最終的に私の支払い能力を超えた金額になってしまったので諦めた。
・・・・というよりも写真で見ただけのギターに大金を支払う気になれなかったのだ。

これは言ってみればお見合い写真だけ見て結婚を決めるようなもので、今の世の
中、そういう人はほとんどいないだろう。
やはり実際に会って話をして、お互いに相手を見極めなければいけないのと
同じように、ギターも実際に手に取ってギターとお話しながら素性を見極めなけれ
ば後悔する事になる。

私の恋はまだ成就していないワケだから、楽器屋の壁に下げられた赤いヤツを
ハートの目をして眺める日が続く。
オレ、大丈夫かな?






やっと入手できた本。
世の中便利になったものだ。
自宅にいながらワンクリックで本が買えてしまう
なんて、考えてみれば凄い事だ。
2005年6月16日(木)埼玉地方の天気:雨

やっと買った


前にこのコーナーで云ったことがあるけど、上記の本を探していたのだがやっと
の事で入手する事ができた。
何となくアマゾンで検索したらマーケットプレイスでこの本が何冊か出品されてて、
その中でいちばん安いものを買った。
1,000円だった。
新品で買えれば460円の本だけど、絶版になってしまった今では仕方がない出費だ。
とは云え自分の足を使って探せば交通費などでアッという間に2,000〜3,000円位は
かかってしまうから、それを考えればパソコンの前に座ってワンクリックで買えるのだ
から、結果としては破格値と云えるだろう。

早速この本を教えてくれた人にも入手の報告をしたが、その人は何と自分の蔵書を
私に送ってくれるべく準備をしていたというのだから、本当にありがたい事だ。

今ちょうど長編を読んでいるので、すぐにこの本を読み始めるワケにはいかないが、
読むべき本が枕元に置いてあるという状況は幸せだし、
タイムスリップ物のコレクションがまた1冊増えたのも嬉しいことだ。

2005年6月13日(月)埼玉地方の天気:晴れ

駅前シリーズ


いやァ、ぐっと暑くなってきましたね。
振り返ってみれば去年の今頃はもっとずっと暑かったから、今年は楽
なんだろうけど、でも暑いことは暑い。

こんな時は笑って過ごすのが良い。

最近の私は東宝の駅前シリーズの映画を見てる。
前にも書いたように私はクレージー・キャッツが好きだったから、映画館
に行くとクレージー映画の併映作として駅前シリーズをやっていたのを
よく見たものだ。
今日ゆっくり見てみるとこれは大人の喜劇である事が良く分かる。
小学生の頃からこのシリーズが好きだった私はマセていたのか、それ
とも大人の喜劇を理解できていたのか不明だが、でも好きだったのは事実だ。

しかし、森繁久弥、伴淳三郎、フランキー堺、と名役者揃いの映画が
面白くない訳がない。
渥美清の寅さんシリーズが全国各地でロケをして、観光映画的側面を持って
いるのに対し、東宝のコメディは多くの場合東京を舞台にしてきた。
そんな中で寅さん映画のように日本各地にロケをしたのが駅前シリーズだ。

今となっては懐かしい日本の姿が映画の中でふんだんに見る事ができる。
そんな懐かしい風景を見るのもこういう映画を見る楽しみのひとつだ。
2005年6月7日(火)埼玉地方の天気:曇り時々晴れ

フリードリッヒ・グルダ


今日の昼間スカパーの音楽局でハービー・ハンコック、フリードリッヒ・グルダ
などのライブをやっていた。
もともとグルダが好きな私は迷わず留守録画し、帰宅して食事を終え早速録
画のチェック。

そしたら止まらなくなった。
今日の出し物はモーツァルト、その他だったけど、録画チェックのつもりだったの
が引き込まれてしまい結局全部見てしまった。
私はクラシックのピアノ弾きについて能書きを語る程詳しくはないが、
前からグルダだけは好きでベートーヴェンのピアノ・ソナタなど
グルダ物を中心に聞いてきた。

何でこんなにグルダに惹かれるのか自分でも良く分からないのだが、今日の
テレビで共演してたハービー・ハンコックを聞いてもそんなに引き込まれない
から、やっぱり私にとってグルダというのは何か惹き付けるモノがあるのだろう。
ひとつだけ感じるのは“柔らかくてしなやかな演奏”だということだ。

ジャズ・ヴァイオリンのステファン・グラッペリといい、このグルダといい
素晴らしい老音楽家が外国には多い。
羨ましい限りだ。

さて今夜はもう一度グルダのモーツァルトを聞いてから寝よう。

2005年6月5日(日)埼玉地方の天気:晴れ時々曇り

突然カツオ・モード


先日南国島国生まれの知人とサカナの話をした。
もちろん食べるサカナの話である。
この知人は水族館に行っても「あのサカナは干物にすると美味い」とか、
「このサカナは刺身が最高」なんて云ってて、学術方面よりも栄養学方面
でサカナの価値を決める傾向が強い。
そんなワケだから先日話をした時にもあのサカナが食いたいなどという
バカ話をしていたのだが、二人で共通して行き着いたのが「カツオが食いたい」
という結論であった。

そういう事になるともう全身カツオ・モードになってどうにもならなくなる。
本来なら二人でカツオの美味い店に飲みに行くというのが良いのだが、
その日はお互いにクルマだったのでそういう事も出来ずに別れた。

私はとにかく全身カツオ・モードだからその食欲を何とか収束させねばならない。
・・・・というワケで取り急ぎショッピング・センターに立ち寄ってカツオを買いました。
その日は運良く金曜日だったのでニンニクも買い求め、帰宅後熱い風呂に入って
からニンニクをすり下ろしカツオを食べたのです。
イヤぁ、美味かった。
ニンニク、カツオ、冷えたビール、この3点の組合せは今のシーズンのベストで
あると思いました。

・・・・という訳で、その日以降ずっとカツオ・モードは収まる気配を見せず
に続いているので、最近の私は少々ニンニク臭いのです。
近寄るまいゾ!