2005年3月21日(月)埼玉地方の天気:晴れ 連休は家で どうも予定が狂った。 油断してたのがいけなかったようだ。・・・花粉症の事だ。 先週関東を西へ東へ南ヘと移動し、何ともなかったので安心してしまい、 土曜日の好天に誘われて自転車外出したら一気に症状が出てしまった。 だから昨日の外出予定は中止して家にいる事にした。 せっかくだから大型書店に本の買い出しに行った。 最近読んで面白かったのが「南極大陸単独横断行」(大場満郎/講談社) だったので、これと似たような紀行物を探したけれど結局見つからず、代わり に東海林さだおの「ショージ君の旅行鞄」(文芸春秋)を発見。 文庫としては破格の900ページほどもある本だったけど、 それだけ楽しめるという事だ。 最近成り行きで買った「オール読物」に東海林さだおの「偉業・立ち食いそば全 制覇」という一文があり、それを読んだらどうしても駅ソバが食べたくなり、最寄りの 駅まで行って食べてしまった。 そんな事があった直後だったので、この東海林さだお新刊本発見は嬉しかった。 話は前後するけれど、私は徒歩旅の紀行物が好きなのだが、あまり見かけない。 旅の困難性を考えればそれはそうだろうと思うが、過去に読んだ本で特に面白 かったのが「大江戸泉光院旅日記」(石川英輔/講談社)で、これは文化文政 の6年間にわたってある僧が日本列島を徒歩旅したときの記録を 時代小説作家の石川英輔がまとめたものだ。 これを読むと私が住んでいる地域も通過しており、そういうのを読むのはとても 興味深く面白い。 しかし、昔の人の健脚ぶりにはただ驚くしかない。 他の移動手段がないのだから歩くのは当然だが、ちょっと歩いて息が切れて しまうような現代人の生き方はかなりヤバイ気がする。 私も歩く事が好きなのでこんな天気の良い日は歩きたいが、花粉が渦巻く状態 ではしばらくダメかな。 |
2005年3月18日(金)埼玉地方の天気:晴れのち小雨 雨上がり ♪♪いつの間にか雨が上がった〜〜、青い空がサバダバダ、パヤパパヤ、 サバダバダ、パヤパパヤ 覗いてる〜 あなたに会いに行きたいのよ♪♪ この歌知ってるだろうか? メロが無くて歌詞だけでは分かりにくいだろうけど。 分かんねぇだろうなぁ〜、と何だか上方の漫才師のような口調になってしまった けれど、この歌詞は森山良子の「雨上がりのサンバ」という曲の歌詞の一部だ。 埼玉や東京では昨日も今日も午後になって雨が降った。 そして短時間で上がった。 昔から雨上がりが好きだった。 そう、時の頃なら5月の初めが良い。 午後になってから小一時間ほど雨が降り、そしていつの間にか上がる。 やがて空が明るくなって柔らかい陽が射す。 折からの新緑は雨の水分を得て一層鮮やかさを増し、木漏れ日は昨年の秋の 落葉を照らし出す。 道にはところどころにかすかな水たまり。 バック・ミュージックはビージーズの「First of May」(邦題・若葉の頃)が良い。 そんな中を君と散歩したい。 ・・・・・・・てな事を考えていたらいつの間にか眠ってしまい、そして目が覚めた。 今日東京ビックサイトから東京駅へ向かうバスの車内から見た東京の町並み は午後の雨でシットリと濡れていた。 上に書いた少々恥ずかしい駄文は、昔から私のイメージの中にある映像で、 いつか映画を作ってこんなシーンを入れてみたいと考えていた。 昔、映画を作った時に強引にこのシーンを作って挿入しようとしたけど、どうも 前後の流れと合わずに涙を飲んだ事があり、以来実現していない。 しかし、それとは別に私が雨上がりが好きなのは事実で、何となくウキウキした 気分になるのはどうした事だろう。 そして実際に雨上がりになると口をついて出てくるのが森山良子の 「雨上がりのサンバ」なのだ。 こうして人のイメージに絡みついた曲は、これもまた名曲と云えるのかもしれない。 |
2005年3月14日(月)埼玉地方の天気:晴れ時々曇り 地図が書けない女 最近は何かとアチコチに行くことが多いのだが、今日も多摩の方まで行ってきた。 初めて行く場所だったので相手方担当者の女の子が現地の地図を FAXで送ってくれた。 2時間程走って現場周辺に到着したのでひと安心し、近くのファミレスでちょっと 早めのランチをゆっくり済ませて現場に向かった。 「もうココまで来てれば着いたも同然だ」と思ったのが間違いだった。 ある交差点で右折と指示された地図の通りに曲がっても、地図に書かれた次の 目標物が見当たらない。 もう少し走ればあるかもしれない。 しかしいくら走っても地図に書かれた目標物は現れなかった。 仕方がないので相手の女の子に電話をして場所を確かめたところ、我々がいるのは 目的地とまったくの正反対地。 よ〜く話を聞いて何とか目的地に着いたが、地図に書かれた場所とは全然違う所。 地図をどんな向きから見ても全く意味不明の地図で参った。 何年か前に「話を聞かない男、地図が読めない女」という本が話題になった事が あったが、まさにそれを激しく実体験してしまった。 相手の子を責める気持ちはないけれど、ああいうワケの分からない地図を書くアタマ はどうなっているのか知りたい。 私は「話を聞かない男」にならないよう気を付けようと思った。 |
2005年3月13日(日)埼玉地方の天気:晴れ アイドル2 2月のたわごとで私の長年のアイドルが植木等だった事は書いたが、最近 になって立て続けに入手した何枚かのクレージー関連のCDを聞いてると、 本当に感心してしまうのだ。 一般的にクレージーや植木等の歌って「コミックソング」の類で括られてしまう 事が多いけれど、しかし実はとても深くシュールな面が内在している。 そういう部分を聞いてしまうとますます深みにハマって私のような長年のファンに なってしまうワケだが、勿論子供の頃はそんな部分は理解できなかった。 ひとりのアーティストやグループが人気の絶頂を迎える為には、それを支える ブレーンにも才能が必要とされるけど、クレージーの場合、多くの楽曲の作詞者: 青島幸男、作曲者の萩原哲晶、そして植木の無責任男のイメージを決定付けた 映画監督の古沢憲吾などの力と、それを実行する事が出来た植木等という人間 の才能の結集が実ったものだ。 私が知る限りこういう例はあまりないように思う。 特に映画を見てると、後に植木等本人が「あの監督には本当に参った」と語っている 程の、古沢憲吾監督の異彩ぶりが面白い。 しかし、クレージーの映画に挿入された歌を集めた2枚組のCDが2セットもリリース されたのに、DVDのリリースがさっぱり進んでなくて歯痒いゾ、東宝さん。 |
2005年3月10日(木)埼玉地方の天気:晴れ オフ会 毎年恒例になってしまったポップステーションのオフ会が今年は時を早めて 4月に開催される事になった。 当然のように私も協力するワケだけど、例年夏に行われていたのを前倒し して4月に開催というのは、本音を言うと少々ツライ。 何故かというと、私の仕事はこの時期がいちばん忙しくて何かと気忙しく、 どうもドッシリとオフ会の準備というモードになれないのだ。 もっとも今年は予定を前倒しして早めに開催した方が良いというのは、ポップ ステーションのM氏に私からも進言していたから、つまり私にも責任があるという 事になり今更逃げられない。 しかしオフ会の準備というのはナマのコンサート開催などに比べれば格段に 楽なんだけど、でもやるべき事は結構ある。 これらの準備は金がかかる、時間がかかる、アイデアが浮かぶまで時間がかかる、 と“かかる事”ずくめなんだけど、私は金無い、時間無い、アイデア無い、の“無いもの” ずくしだから状況は悲惨だ。 でも昨夜某ファミレス(ここは先日火事になって死者を出し、大きなニュースになった 浦和のあの量販店の隣なのだ)で食事をしながらM氏と打ち合わせをしたら、何となく オフ会の景色が見えてきた。 というわけで、この春は忙しくなりそうだ・・・・と言いつつ今はチェット・アトキンスを 聞いている。 |