ランプの灯りだけで照明されたお店。
私はここで飲むコーヒーが好きで、小樽に行け
ば必ず立ち寄る。
人工的でない光、つまりここはランプなんだけど、
とても心が和む感じがするので、つい長居してし
まう。
北一ガラスの前でソフトクリームにかぶりつく同
行者2名。昨夜から「ソフトクリーム!」と騒い
でいたMは満足した様子だったが、この前に上
のお店でコーヒーを飲みながら大きめのケーキ
を食べたばかり。
そしてこの後ラーメンを食べたのだ。
いやはや何とも!
そしてこの夜新千歳空港でまた「ソフトクリーム
食べようかな」とつぶやいたのを私は聞き逃さな
かった。
※注、本人達の強い希望で写真にマスクを入れ
ました。
2004年11月26日(金)埼玉地方の天気:晴れ

小樽へ


北海道シリーズ第5弾。
温泉のあるシティホテルというのはつくづく嬉しい。
昨夜はゆったりと温泉に浸かり、美しい札幌の夜景を見て気持ちよく眠りに
ついた。
美味しい朝食を済ませ、小樽へ行くために地下鉄で札幌駅へ。
レンタカーがあったのでクルマで小樽へ行くという方法もあったけど、どうせなら
小樽へ行くのは鉄道利用の方が遙かに楽しい。
鉄道利用で小樽へ行くなら進行方向右側に席を取ると良い。
最初は札幌の町並みの中を走って行くけど、銭函駅あたりから列車は
海岸線ギリギリの所を走るようになり、その景色はなかなかのものだ。

小樽へ着くと直ちに三角市場へ直行。
これは同行したMのたっての希望で、どうもこの人北海道へ行くと「鮭!、鮭!」
と叫ぶ傾向がある。
私は何も買わないつもりだったけど、見ているうちに欲しくなってボタンエビや
大きなシャケの切り身を買ってしまいました。でもこれメチャクチャ美味かった。

そしてブラブラと小樽の町を散策。
これは団体ツアーでは決して出来ないことで、旅のいちばんの楽しみかもしれ
ないと、私は思うのです。
ちょっと頬が痛く感じるくらいの気温だったけど、決して寒いという感じではなく、
私には心地良く感じられる温度だった。
小樽って観光シーズンの休日に行くと東京の原宿みたいな感じでホントに
人が多いけど、この日は平日のせいか窮屈に感じる程の人出ははなくて
歩きやすかった。
そしてこれから北一ガラスやオルゴール堂、そして運河という定番コースを
回るワケだけど、長くなってしまったので続きは次回という事に。




収穫期を迎えた果物の木というのは何でも
キレイだけど私は特にリンゴが好きで、
今回も写真を撮ってきた。
だけどこれがかなり難しくてまだ満足の出来
るリンゴ写真は撮れていない。
残念だ。
オリンパス・デジカメ
2004年11月20日(土)栃木地方の天気:曇り後晴れ

リンゴ狩り


今日はかねてから予定してたリンゴ狩りに出掛けた。
場所は栃木県の矢板市。
これは私にとって年に一度必ず実行しなければ気が済まない“行事”で、本来
なら今回は昨日からの1泊旅行で温泉に浸かってからリンゴ狩りという計画
だったんだけど、残念な事に同行する者達が次々と風邪でダウンして、旅行が
キャンセルになってしまったのだ。
従って予約してあったホテルもキャンセルして、日帰りで行って来た
というワケなのです。
せっかく行くのだから誰か誘いたかったけど、前夜に連絡しても先方にもいろい
ろ都合があるだろうから一人で行って来た。寂しいーッ。
でも一人で高速を飛ばしてドライブというのも私は嫌いではない。
それはそれで気楽で良いのだ。
高速で回転するエンジン音をBGMにしてのひとりドライブはそれなりに楽しい。
昨夜までの雨も上がって天気も良かったし、道も空いてたので
快適なドライブが楽しめた。

目的地のリンゴ園は2〜3年前から行き始めたところで、非常に美味しいリンゴを
食べさせてくれるので、すっかり気に入ってしまった。
私はリンゴ好きなのでかつて信州、群馬、青森などの産地でリンゴを食べた。
もちろんそれなりには美味しいのだが、「これは美味い!」と言う程のものでは
なくて、そんなワケだからリピーターにはならなかった。
でも今日行った所は違うのですよ。
何故こんなに美味しいリンゴが作れるのか不思議に思うほどのリンゴで、「これを
食べずに私の秋はない」という存在になってしまった。
それでまあリンゴを買ってその後リンゴの写真を撮らせてもらいました。
でも手応えはなかったなぁ、残念だけど。

リンゴ園を後にして国道4号線を一路那須へ向けて我がレガシーは快走。
何故那須へ行ったかというと蕎麦を食べに行ったのですよ。
十割蕎麦。
その十割蕎麦を「アザキ辛味大根」というので食する。
これが美味いのですよ。
ちょうど昼時だったので店内は家族連れやグループで混雑してたけど、
それでも決して怯む事なく一人で食べてきました。
美味かったぁ。
蕎麦を食べた後のツユに蕎麦湯を注いで飲むとこれまた辛味だけではなく
ほのかに甘みも感じるという一品で、これはクセになりそうでした。
本日の走行距離350km。
そんなワケで今日もまた音楽とはまったく無縁なお話でした。




かつては札幌を代表する記念碑的な存在だっ
た時計台も何だか影が薄くなったような気が
する。
行ってみればビルに囲まれた所にポツンと建
っていて、初めてここを訪れた人はその小ささ
にちょっと面食らうかもしれない。
時計台の写真を撮りたければ、時計台の正面
にあるファミレス「ロイヤルホスト」の2階テラス
が絶好のポイントだ。
レストランに入らなくても大丈夫なのでここに行
ったら是非テラスから時計台を眺める事をオス
スメします。
2004年11月18日(木)埼玉地方の天気:曇り後雨

札幌の夜


北海道シリーズ第4弾
洞爺湖周辺は曇り空だったけど高速道を札幌に向かっているとどんどん空が
暗くなって遂に雨が降り出して、真っ暗な高速道が何だか怖い。
あまりアテにならないカーナビを頼りに(これはカーナビが頼りにならないのでは
なくて、操作者がナビを使いこなせていなかった事が後に判明!)何とか当夜の宿
泊ホテルに到着。私はこのホテルは初めてだったけど予想と期待を2倍も3倍も上回
る綺麗なホテルで、更に我々の部屋は24階という札幌の夜景が美しく見渡せる場所
だった。もう最高。

一休みの後夜の札幌に繰り出した。
私はこの町歩きというやつが大好きだ。
知らない町をうろうろ歩き回るのは非常に楽しくて、新しい発見や驚きがいつもある。
真冬の東京の町を歩く時よりもずっと冷たい空気が頬に寒いが、それも私には気持
ちの良い事のひとつなのだ。
すすきのの繁華街を抜け、大通公園を抜けて時計台にたどり着く。
ここが初めてという仲間もいたのでしばし記念写真など撮って景色を眺める。
そしてさらに歩いてサッポロファクトリーに到着。
今夜の夕食の場所だ。
明治時代に建てられたというレンガ造りのビール工場を利用してビアホールやレスト
ランさらに隣接してショッピングモールが併設された複合商業施設だが、我々が
行った日にちょうど巨大クリスマスツリーの点灯式があったようで
かなりの賑わいだった。
我々一行は工場として使われていた当時ビールの貯蔵庫だったという長いレンガの
トンネルを利用したビアホールに入った。
レンガ作りというのは私の憧れのひとつで、金があればレンガ作りの部屋が欲しいと
いうのが私の願いなので、こういう場所での夕食&飲み会というのは
最高のシチュエーションなのだ。
店に入ってみればここは銀座ライオンで、「なぁーんだ、それなら東京で良く行く
店だよ」とも思ったけど、考えてみれば“サッポロ”なんだから当たり前か?
で、料理の味は可もなく不可もなくというところだったが、やっぱり当地で飲む
「サッポロクラシックの生」は美味かった。
そうそう、ここで初めて体験したのが「ラーメンサラダ」というもの。
その存在は知っていたけど食べたのは初めてで、これはサッパリとして意外にも
美味しいものであった。
そうこうして話が弾み結局ラストオーダーまでレンガのトンネルで楽しいひと時を
過ごしたのであった。
外に出るとまた雨が降り出した札幌の夜は、冷たい風が火照った体に心地良かった。



2000年に噴火があった有珠山は
今も噴煙を上げていた。
この写真には写ってないけど、こ
の右の方遙か彼方に傾いた立派
な家が何軒かあった。
寂しい光景だった。
2004年11月15日(月)埼玉地方の天気:雨のち曇り

有珠山の姿に驚く


北海道シリーズ3弾。
洞爺湖の周辺は今まで何度も行ってたけど、今回久しぶりに行って周辺の景色
が変わってしまったのに驚いた。
前良く走っていた洞爺湖の畔に出る道は通行止めになっていて、新たな迂回路
が出来ていたが、周辺の景色のあまりの変わりように新たな道を走っていても
その道が正しいのかどうか不安で、かなり迂回して洞爺湖畔に辿り着いた時に
はホッとした。
今年は台風やら地震やら大きな自然災害が多いが、火山の噴火というのもスゴ
イものだと実感させられた。
温泉もあって景色も良い所だけどああいう所に住んで生活をするっていう事は
大変な事なんだと思う。

話は変わるけどこの洞爺湖畔で昼食にするというのが私が立てた計画で、
いろいろ検討の結果(というよりも、そもそも選択肢が少なかったのだが)洞爺湖
のお土産として有名な“わかさいも”を製造販売してるわかさいも本舗の2階
レストランに決めていたのだ。
全面ガラス張りの店内からは洞爺湖が一望出来るという絶好のロケーションで、
食事も美味しかった。
たいてい観光地のこういう類のレストランにはがっかりさせられる事が多いが、
ここは大正解だった。
因みに私が注文したのは「ホタテ丼と蕎麦」のセットで、これは期待を遙かに
上回る味で大満足だったのですょ。


この後昭和新山に行って、私がオススメするソフトクリームを食べる
計画だったんだけど残念ながら店は休みだった。
私はここのソフトが好きで行けば必ず食べるんだけど、この時期の
この辺はもう結構寒くて天気の具合によって大変なのだ。
今回の旅でもここでソフトを食べるというのは必須の計画で、
例え気温が氷点下でも同行者に強制的に食べさせようと思ってたんだけど
残念であった。
みんなに経験させたかったなぁ、氷点下で食べるソフトの味。



ベアファミリーはいつもながらなかなかやって
くれる。
最初の4枚組ボックスも良かったけど今度の
は前のセットを遙かに上回る出来でファンに
は必携。
2004年11月12日(金)埼玉地方の天気:雨のち晴れ

チェットのボックスセットを買う


CDショップに取り置きをしてもらっててずっと気になっていたチェットのボックス
セットを今日引き取りに行って来た。
大好きなチェットのCDをずっと預けたままというのは精神衛生上よろしくない。
やっと引き取って安心したけど高かったァー。21.945円だった。
先週北海道に遊びに行って金を使ったばかりなのにここでまた2万円の出費
というのはちょっと辛かったけど、家に持ち帰って聞いたらやっぱり良い。
1955−1960のコンプリート・レコーディングという事で、既に持ってる音源も多い
けど、持っていなかったテイクも結構含まれてて、これはやはりファンにはたまら
ないし、ベアファミリー恒例のブックレットも今回のは充実度が高い。
ハードカバー付きで120ページ余りの内容は立派に1冊の書籍として通用する
程ですごいけど、自分の英語力が今更ながらに悔やまれる。
誰か邦訳してくれまへんか?
21.945円って高い気がするけど考えてみれば7枚組で214曲収録されてるから
1曲あたり102円だな。そうするとそんなにメチャクチャ高い買い物でもないか。
これでチェット・コレクションが更に充実したワケだから満足だ。
チェット・ファンの皆様これはオススメですよ。







支笏湖畔の紅葉
曇り空ゆえに光が拡散されて、色付いた木々
の葉が一段と色鮮やかだった。
カメラ:コニカビッグミニ
フィルム:フジのヴィーナス

2004年11月11日(木)埼玉地方の天気:曇りのち雨

支笏湖

北海道シリーズだ。
北海道の道をドライブするのはおおむね快適だ。
渋滞なんて殆どないしちょっと都市部を抜ければ信号だってクルマだって
少ない。
だからかなりの距離を運転してもあまり疲れを感じないのは本当に嬉しい。
良い道がたくさんあるのでお気に入りの道もあるが、その中でも好きなのが、
千歳から支笏湖へ向う道道37号と、支笏湖から苫小牧方面へ抜ける通称
“樽前国道”だ。
道の両側を木々の深い緑に囲まれて走るのは本当に快適で何度走っても
飽きる事がなく、ちょっとクルマから外にでれば木々が発散する濃いイオン
を体いっぱいに感じる事が出来る。
今回はちょうど紅葉の時期だったので所々で見事に色付いた木が本当に
美しくて、目が覚める思いだった。
先頃の台風の影響と思われる倒木などもあったりして、ちょっと痛々しい景色
も見られたけど、快適なドライブに違いはない。
このコース、新千歳空港から近くてドライブには最適なのでチャンスがあったら
一度走ってみる事をオススメしますよ。
但しスピードの出し過ぎにはくれぐれもご注意下さい。
私は何年か前に樽前国道で捕まった事があるのですよ。
参りましたよホントに。





宿泊したホテルの前の
中島公園ではイチョウの
色付きが鮮やかだった。
カメラ:コニカビッグミニ
フィルム:フジ、ヴィーナス
2004年11月7日(日)埼玉地方の天気:晴れ

札幌


先週久しぶりに札幌に行って来た。
今回の旅行は仲間との慰安旅行的な感じで行って来たのだが、なかなか
楽しい旅になった。
事前の天気予報では雨降りが予想されて心配したが、幸運なことに
傘を必要とする事はほとんどなく快適な町歩きが出来たのは幸いだった。
紅葉に関してはあまり期待してなかったのだが、札幌の町を始め私達が
回ったコースは綺麗に色付いた木々が見事で、しばしば見とれてしまう
美しさで大満足だった。
好天でなかったのも紅葉を見るには幸いした。
一般に晴れた方が景色を見るには良いと思われがちだけど、紅葉なんかは
ちょっと曇っていた方がかえって色鮮やかに見えるものだ。

それにしても噴火後初めて行った洞爺湖周辺の景色が前と変わっているの
には驚いた。
噴火の痕跡が残る場所の横に展望台が設けてあって
その一帯を眺める事が出来るのだが、遠目にも立派に見える
家などが斜めに傾いた状態で放置されているのは何だか
とてもリアルで悲しいものがある。
あの家の持ち主はどうしたんだろうと思いを馳せてしまうのだ。
あれが自然の威力というものなんだろうけど、実際に自分でその有様を目に
するとその力の偉大さが分かって怖い感じもしてしまう。

でもそんなふうに自然の力の偉大さに驚いたり畏敬の念を抱いたりするのは
ほんのひと時で、すぐにカニが食べたいとかウニが食べたいという事に
なってしまうのは我ながら情けない。
でも良かったなぁ北海道。
帰ってきたばかりなのにまた行きたくてウズウズしてしまうのです、私は。