りんご可愛や

何故かリンゴ畑には昔から憧れがあって、たわわに実った
リンゴはとても美しいと思うのだ。
けれども、これを上手に写真に収めるのは以外に難しい。


2003年11月22日(土) 埼玉地方の天気:晴れ

紅いリンゴに唇は寄せなかったが、たわわに実ったリンゴ畑で楽しい休日を過ごした。
昔はミカンの方が好きだったのだが、いつ頃からかリンゴの方が好きになって秋から春にかけてはリンゴばかり食べている。
おいしいリンゴが食べたいのでいろいろな産地に足を運んだが、産地だからといって必ず美味しいわけではないという部分が難しくて、苦難に満ちた?リンゴ行脚を続けてきたが、今は熱心で良心的なリンゴ農家の方からリンゴを分けて頂いて平和で美味しい日々を過ごしている。
どんな果実でもそうだと思うが、どうしても陽が当たる部位の方が美味しく育つ傾向があり、そうなると当然木の高い位置に結実しているものが美味しいという事になる訳だ。
私は高所が得意というわけではないが幸いにして脚立くらいの高さだったら苦にする事はないので、高いところに上れない女性達を尻目に脚立に上り上玉を収穫してきた。
こういうのは夢中になる。
ただお金を出して買うだけよりも自分の手で収穫するという所に大きな喜びがあるようだ。
ワァワァ騒いでいるうちにカゴの中はいっぱいになって、後の会計が心配になってきたので適当なところで打ち止めにした。

そういえばリンゴにまつわる歌で好きなのがある。
といっても「りんごの唄」とか「りんご追分」とかではない。
もともとは1920年代のヒットらしいが、1940年にアンドリュース・シスターズもカバーしている「りんごの花咲く頃」(I'll Be With You In A Apple Blossom Time)だ。
何故か昔からこの歌が好きでよく聞いている。
比較的最近では1994年のバリー・マニロウの作品「Singin'With The Big Bands」で取り上げていて、これが何とも良い出来で気に入っているのだ。因みにバリーのこのアルバムはとても良くて、ビッグ・バンド&ヴォーカルという方面に趣味を持つ人にオススメしたい佳作だ。