1657年の明暦の大火以降再建される事が無かった江戸城の天守閣だが、
その代わりをつとめたのが富士見櫓だ。
しかし残念ながら皇居に行っても近くから富士見櫓の姿を望む事は殆ど出来ない。
かえって少し離れた所からの方がその姿が見える。
ただ距離が離れれば姿が小さくなってしまうのは宿命で、それを避ける事は
出来ないが、ちょっと色気を加えれば写真になるのではないかと秋まで待った。